後場コメント No.3 ファーマフーズ、テラスカイ、マルマエ、串カツ田中、日立造、高千穂交

2021/10/18(月) 15:00
★13:15  ファーマフーズ-後場下げ幅縮小 75億円の借り入れを決定 成長投資に充当
 ファーマフーズ<2929.T>が後場下げ幅縮小。同社は18日13時、三菱UFJ銀行など4行との間でコミットメントライン契約を更新し、資金の借り入れを決定したと発表した。

 コミットメントライン契約の借入限度額は120億円。今回の借入金額は75億円で、グループ資金管理の効率化および「中期経営計画 2026」達成に向けての成長投資に充当するとしている。

 なお、株価は事業成長を期待した買いが入り、下げ幅を縮めている。

★13:23  テラスカイ-大幅高 上期営業益47%減も順調な進ちょくを好感
 テラスカイ<3915.T>が大幅高。同社は15日、22.2期上期(3-8月)の連結営業利益が2.8億円(前年同期比47.1%減)だったと発表した。通期の会社計画5.4億円に対する進ちょくは52.1%。

 Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発案件が増加したが寄与した。なお、株価は通期の会社計画に対する順調な進ちょくが確認されたことから、買いが優勢となっている。

★13:37  マルマエ-3日続伸 9月度合計受注残高2.5倍 半導体分野は2.4倍
 マルマエ<6264.T>が3日続伸。同社は15日、9月度の合計受注残高は20億円(前年同月比2.5倍)だったと発表した。区分別では半導体分野が14億円(同2.4倍)となった。対前月比では合計受注残高が10.9%増、半導体分野が15.7%増となった。

★13:44  串カツ田中-大幅安 3Q累計最終赤字4.4億円に拡大 緊急事態宣言で大幅減収
 串カツ田中ホールディングス<3547.T>が大幅安。同社は15日、21.11期3Q累計(12-8月)の連結純損益が4.4億円の赤字(前年同期は3100万円の赤字)だった。

 緊急事態宣言の影響から、同売上高が31.8億円(前年同期比50.3%減)となったことから、赤字幅が拡大した。

★13:47  日立造船-急騰 新型コロナ変異株に対する深紫外線LED照射による不活化を確認
 日立造船<7004.T>が急騰。同社は15日、大阪大学微生物病研究所岡本徹教授との共同研究により、新型コロナウイルス従来株および主要な変異株4株(アルファ変異株、ベータ変異株、ガンマ変異株、デルタ変異株)がすべて、波長280nm、照射量4mJ/cm2の紫外線(照度1mW/cm2の深紫外線を4秒照射)によって99.9%以上不活化することを確認したと発表した。

 入室が制限されたBSL-3(Biosafety level-3)の生物実験室でも容易に扱える、ウイルス深紫外線照射装置を独自に開発。同装置を用いることで新型コロナウイルス従来株をはじめ、主要な変異株4株すべてに対して深紫外線の与える不活化効果を明らかにしたとしている。

★14:00  高千穂交易-大幅高 上期営業益を上方修正 半導体製造装置向けなど好調
 高千穂交易<2676.T>が大幅高。同社は15日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来2.2の億円から4.3億円(前期比97.2%増)に引き上げると発表した。

 半導体製造装置向けの電子部品や通信ケーブル、米国住宅設備向けソフトクローズ部品など比較的利益率の高い商品の販売が好調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。なお、通期予想は据え置いた。


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