後場コメント No.2 菱地所、三菱重、富士通、フリー、シンクロフード、大日印

2021/10/19(火) 15:01
★13:05  三菱地所-底堅い 高糖度ミニトマト生産・販売のOSMICと資本業務提携
 三菱地所<8802.T>が底堅い。同社は19日、高糖度ミニトマトの生産・販売事業を手掛けるOSMIC(東京都中央区)と資本業務提携に合意したと発表した。

 OSMICの実施した第三者割当増資を引き受けた。第三者割当増資後の三菱地所の持株比率は36.4%としている。

★13:08  三菱重工-底堅い 新型アミン吸収液を使ったCO2回収の実証試験完了 結果良好
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。同社は19日、傘下の三菱重工エンジニアリングが世界最大級の二酸化炭素(CO2)回収実験施設であるノルウェーのモングスタッドCO2回収技術センターで実施していた新型アミン吸収液「KS-21」に関する実証試験をこのほど完了したと発表した。

 この実証試験では、施設内のガスタービンから排出された排ガスに対するCO2回収率の条件を業界標準(約90%)より高い95~98%に設定して試験を行ったという。その結果、化学吸収法に使用される一般的なアミン吸収液を大きく上回るなど良好な結果が得られたことから、今後は「KS-21」の拡販を進めるとしている。

★13:15  富士通-反発 がん治療薬の選択をAIにより効率よく絞り込むシステムを開発
 富士通<6702.T>が反発。同社は19日、愛知県がんセンターと、がん患者のがん種や多様な遺伝子変異に基づき、さまざまな治療薬から、効果が期待される薬剤をAIにより効率よく絞り込むことができるシステムを開発したと発表した。

 愛知県がんセンターの臨床現場における実証実験で、医師らにより有用性を実証した。臨床現場での薬効の推定や、その根拠となるデータの探索などの時間を大幅に短縮でき、患者一人ひとりに見られる遺伝子変異に応じた薬剤候補を効率よく正確に提示することで、治療効果の向上と不必要な治療の回避が期待されるとしている。

★13:20  フリー-反発 飲食店特化の会計税務サービス 「Cross Point」をfreeeアプリストア掲載
 フリー<4478.T>が反発。同社は19日、リディッシュ(東京都港区)が提供する飲食店特化の会計税務サービス「Cross Point」をfreeeアプリストアに掲載したと発表した。今回の連携により、「Cross Point」にfreee会計から売り上げ情報や口座残高を連携することで、経営判断に必要な情報をタイムリーに管理できるとしている。

★13:24  シンクロフード-反発 フランチャイズ比較サイト「飲食FC比較」提供開始
 シンクロ・フード<3963.T>が反発。同社は18日、飲食出店予定者と優良フランチャイズ本部をマッチングするサイト「飲食FC比較」の提供を開始したと発表した。

 フランチャイズにまつわる情報を収集し、比較できる場所を提供するとしている。

★13:29  大日本印刷-反発 電子書籍の「連想検索システム 知の泉」開発
 大日本印刷<7912.T>が反発。同社は19日、グループ会社のモバイルブック・ジェーピーが、小説やビジネス書など文字を中心とした電子書籍を主な対象に、本と本のつながりを広げる「連想検索システム 知の泉」を開発したと発表した。

 今回開発した「連想検索」機能は、システム上で設定した書籍ごとの「特徴点」(文章中の複数の単語)と、検索元(検索語や本の内容)との一致状況をもとに、検索元に近い本を探し出す技術だという。利用者が思いついた自由な文章も検索語として利用でき、目的の本を探す時間と手間を圧縮できるだけでなく、思わぬ本と出会えるチャンスも提供するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,552.16 +113.55
TOPIX 2,666.23 +3.77
グロース250 650.64 -0.61
NYダウ 38,239.98 +253.58
ナスダック総合 15,451.31 +169.30
ドル/円 154.80 -0.04
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ