モダリス-売り気配 旧役員が売却可能期間外に株式売却
モダリス<4883.T>が売り気配。同社は20日、主要株主であり、同社の社外取締役を務めていた濡木理氏が19日に提出した大量保有報告書を確認したところ、9月27日以降の売却に関しては株式売却可能期間中ではない売却に該当し、同社への確認も行われていなかったと発表した。
同氏は3月30日に社外取締役を退任しているが、金融商品取引法では会社関係者でなくなった後1年以内の者も、会社関係者と同様にインサイダー取引規制の対象になる。なお、同氏は売却時点でインサイダー情報を保有していない旨を証券会社へ伝えた上で売却しているという。
このことについて、同氏は社外取締役在任期間中に一定の貢献があったが、上場会社の取締役会で確認した自社株式売却に関する取り決めをほごにされたことは大変遺憾だとコメントした。
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