前場コメント No.1 ディスコ、REMIX、DNC、新日科学、KOA、タカラバイオ

2021/10/22(金) 11:31
★9:00  ディスコ-買い気配 3Q累計営業益60%増見込む 上期は71%増
 ディスコ<6146.T>が買い気配。同社は21日、従来未定としていた22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益予想は588億円(前年同期比60.3%増)と発表した。
 
 半導体・電子部品業界の市場環境と直近の業績動向などを踏まえた。4-12月期の出荷額は1851億円の予想としている。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は400億円(前年同期比71.1%増)だった。顧客である半導体メーカの設備投資は引き続き活発な動きがみられたことから、精密加工装置であるダイシングソー、グラインダの出荷がアジア地域を中心に高い水準が継続した。

 なお、19日付けの日本経済新聞朝刊による業績観測記事では、上期の連結営業利益は前年同期比で6割増と報じられていた。今回の発表でこれを上回る着地となったこともあり、株価は今後の業績期待から買いが優勢となっている。

★9:01  リミックス-売り気配 新株予約権で20億円調達 エネルギー事業の電力調達資金増強に充てる
 リミックスポイント<3825.T>が売り気配。同社は21日、ソラ(東京都港区)が運営するリバイブ投資事業組合を割当先とする第三者割当により、第18回新株予約権(行使価額修正条項付き)を発行すると発表した。

 割当日は11月8日。新株予約権の総数は10万3093個(潜在株式数は1030万9300株)。当初行使価額は194円。差引手取概算額で20億0759万1870円を調達し、エネルギー事業(電力小売事業)における電力調達資金の増強などに充てる。新株予約権がすべて行使された場合の発行済株式総数に対する希薄化率は9.72%。

★9:01  ダイキョーニシカワ-売り気配 通期営業益予想を下方修正 自動車減産が響く
 ダイキョーニシカワ<4246.T>が売り気配。同社は21日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の18億円から4億円(前期比91%減)に下方修正すると発表した。半導体の供給不足や、東南アジア地域からの自動車部品調達の停滞により、主要取引先各社の生産台数が従来の想定を下回ったことが響く。

★9:01  新日本科学-買い気配 通期営業益を上方修正 前臨床事業が好調
 新日本科学<2395.T>が買い気配。同社は21日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の25.5億円から38.0億円(前期比50.3%増)に引き上げると発表した。

 抗体医薬や核酸医薬、遺伝子治療薬などバイオ医薬品の開発競争が創薬ベンチャーを含めて世界的に激化しており、主力事業である前臨床事業において、霊長類(サル)試験の需要が拡大していることから、前回予想を上回る見通し。

★9:02  KOA-売り気配 3Q累計営業益3.9倍見込む 上期は7倍も市場コンセンサス下回る
 KOA<6999.T>が売り気配。同社は21日、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益予想を48.1億円(前年同期比3.9倍)だと発表した。

 世界的な半導体不足による自動車業界の生産への影響など、受注動向に対しては慎重な見方が必要だとしている。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益が34.7億円(前年同期比7.0倍)だったと発表した。市場コンセンサスは38.9億円。

 自動車向け売り上げが大幅に増加したことが寄与した。なお、株価は上期営業益が市場コンセンサスを下回ったことに加え、3Q以降の動向に対する不透明感から売りが優勢となっている。

★9:03  タカラバイオ-大幅反発 上期営業益予想を上方修正 PCR検査関連や一般研究用試薬が想定上回る
 タカラバイオ<4974.T>が大幅反発。同社は21日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の114億円から141億円(前年同期比3.8倍)に上方修正すると発表した。

 新型コロナウイルスPCR検査関連製品に加え、回復基調にある一般研究用試薬の売上高が想定を上回った。受託事業の原価率改善などによる利益率向上が見込まれることも寄与する。


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