前場コメント No.4 東映アニメ、積水化、ローソン、ニコン、信越化、ピーシーエー
★9:14 東映アニメ－急落 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
東映アニメーション<4816.T>が急落。同社は25日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の110.0億円から145.0億円（前期比6.5％減）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは161.9億円。
利益率が高い海外版権事業で「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権販売に加え、国内配信権販売も好調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。
22.3期上期（4-9月）の連結営業利益は111.4億円（前年同期比48.6％増）だった。なお、株価は通期予想が市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
東映アニメーション<4816.T>が急落。同社は25日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の110.0億円から145.0億円（前期比6.5％減）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは161.9億円。
利益率が高い海外版権事業で「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権販売に加え、国内配信権販売も好調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。
22.3期上期（4-9月）の連結営業利益は111.4億円（前年同期比48.6％増）だった。なお、株価は通期予想が市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
★9:15 積水化学工業－小動き 上期営業益を上方修正 最終損益は下方修正
積水化学工業<4204.T>が小動き。同社は25日、22.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の317.0億円から355.0億円（前期比58.5％増）に引き上げると発表した。また、同純損益予想を259.0億円の黒字から39.0億円の赤字（同130.3億円の黒字）に引き下げた。
高機能プラスチックスカンパニーの戦略3分野を中心とした高機能品拡販、全セグメントにおける売値改善、コスト削減などにより、営業利益は前回予想を上回る見通し。
一方、純損益は米国で航空機向け炭素繊維強化プラスチック（CFRP）複合材成型品の開発・製造・販売を行っている連結子会社について、COVID-19感染拡大の影響の長期化を踏まえ、航空機産業における市況回復時期の見直しを行った結果、上期期間に減損損失495億円を計上する見込みとなったことから、前回予想を下回る見通し。
積水化学工業<4204.T>が小動き。同社は25日、22.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の317.0億円から355.0億円（前期比58.5％増）に引き上げると発表した。また、同純損益予想を259.0億円の黒字から39.0億円の赤字（同130.3億円の黒字）に引き下げた。
高機能プラスチックスカンパニーの戦略3分野を中心とした高機能品拡販、全セグメントにおける売値改善、コスト削減などにより、営業利益は前回予想を上回る見通し。
一方、純損益は米国で航空機向け炭素繊維強化プラスチック（CFRP）複合材成型品の開発・製造・販売を行っている連結子会社について、COVID-19感染拡大の影響の長期化を踏まえ、航空機産業における市況回復時期の見直しを行った結果、上期期間に減損損失495億円を計上する見込みとなったことから、前回予想を下回る見通し。
★9:26 ローソン－3日ぶり反発 購買履歴で追跡型広告 レシートに印刷＝日経
ローソン<2651.T>が3日ぶり反発。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2022年から来店客の嗜好に合わせた広告や販促サービスを始めると報じた。
記事によれば、数千万人の会員情報をもとに購買履歴などを人工知能（AI）で解析し、商品を購入する可能性が高い客向けに広告やクーポンをレシートやスマートフォンのアプリで提供するもよう。ネット閲覧履歴などに基づくターゲティング（追跡型）広告が難しくなるなかで、利用客の情報を持つ強みをいかすとしている。
ローソン<2651.T>が3日ぶり反発。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2022年から来店客の嗜好に合わせた広告や販促サービスを始めると報じた。
記事によれば、数千万人の会員情報をもとに購買履歴などを人工知能（AI）で解析し、商品を購入する可能性が高い客向けに広告やクーポンをレシートやスマートフォンのアプリで提供するもよう。ネット閲覧履歴などに基づくターゲティング（追跡型）広告が難しくなるなかで、利用客の情報を持つ強みをいかすとしている。
★9:29 ニコン－急落 キヤノングループ決算受け連想売り波及 リコーなども連れ安
ニコン<7731.T>が急落。25日、キヤノン<7751.T>グループのキヤノン電子<7739.T>、キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>がともに決算を発表したことが手がかり。
決算内容が市場の期待を下回ったことで、キヤノン電子の株価は安いところで前日比3％安、キヤノンＭＪは9％安まで下げる場面があり、キヤノンも3％安と軟調に推移している。
この流れを受けて、同セクターの同社は同6％安、リコー<7752.T>、コニカミノルタ<4902.T>、セイコーエプソン<6724.T>も逆行安となっている。
ニコン<7731.T>が急落。25日、キヤノン<7751.T>グループのキヤノン電子<7739.T>、キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>がともに決算を発表したことが手がかり。
決算内容が市場の期待を下回ったことで、キヤノン電子の株価は安いところで前日比3％安、キヤノンＭＪは9％安まで下げる場面があり、キヤノンも3％安と軟調に推移している。
この流れを受けて、同セクターの同社は同6％安、リコー<7752.T>、コニカミノルタ<4902.T>、セイコーエプソン<6724.T>も逆行安となっている。
★9:29 信越化学工業－5日ぶり反発 次世代ディスプレー製造装置を年内事業化＝日経
信越化学工業<4063.T>が5日ぶり反発。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が年内に次世代ディスプレーの製造装置を事業化すると報じた。
記事によれば、微細な発光ダイオード（LED）の素子を高速で基板に敷き詰める独自の技術を使うようだ。「マイクロLED」と呼ばれるディスプレーの中核部分をつくる装置で、従来の方法に比べ時間をおよそ100分の1にできる。量産効果でコストが下がれば、テレビなどへの採用が広がりそうだとしている。
信越化学工業<4063.T>が5日ぶり反発。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が年内に次世代ディスプレーの製造装置を事業化すると報じた。
記事によれば、微細な発光ダイオード（LED）の素子を高速で基板に敷き詰める独自の技術を使うようだ。「マイクロLED」と呼ばれるディスプレーの中核部分をつくる装置で、従来の方法に比べ時間をおよそ100分の1にできる。量産効果でコストが下がれば、テレビなどへの採用が広がりそうだとしている。
★9:31 ＰＣＡ－急落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る
ピー・シー・エー<9629.T>が急落。同社は25日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.7億円から25.9億円（前期比11.8％増）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは26.0億円。
2021年12月にサポート終了を迎える「PCA Xシリーズ」の更新需要に伴い、製品売上高が大幅に増加した。Xシリーズは自社製品のために直接原価率が低く、高い利益貢献となっており、追加の経費予算も見積もったうえで見通しを引き上げた。
22.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.5億円（前年同期比86.8％増）だった。
なお、通期の見通しがコンセンサスを若干下回ったこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
ピー・シー・エー<9629.T>が急落。同社は25日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.7億円から25.9億円（前期比11.8％増）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは26.0億円。
2021年12月にサポート終了を迎える「PCA Xシリーズ」の更新需要に伴い、製品売上高が大幅に増加した。Xシリーズは自社製品のために直接原価率が低く、高い利益貢献となっており、追加の経費予算も見積もったうえで見通しを引き上げた。
22.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.5億円（前年同期比86.8％増）だった。
なお、通期の見通しがコンセンサスを若干下回ったこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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