前場コメント No.5 RSC、サムティ、日医工、サイバエージ、太洋工業、デンソー

2021/10/26(火) 11:34
★9:32  RSC-急騰 通期営業益予想を上方修正 原価管理の徹底など寄与
 RSC<4664.T>が急騰。同社は25日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.4億円から1.5億円(前期比26.2%減)に上方修正すると発表した。

 人材サービス事業部門におけるイベントプロモーション運営や東京2020オリンピック・パラリンピック等各種イベント案件が大幅に縮小された影響があったものの、採用・教育コストや勤務体系の見直しなどの原価管理を徹底したこと、設備・工事部門における施設改修工事の受注などが寄与した。

★9:32  サムティ-小動き 大和証券を割当先とする無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 120億円調達
 サムティ<3244.T>が小動き。同社は25日、大和証券グループ本社<8601.T>を割当先とする第三者割当により、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。

 払込期日は11月10日。転換価額は1株当たり2868円。差引手取概算額で119億2400万円を調達し、ホテル開発プロジェクトへの投資資金に充てる。なお、株価に対する反応は限定的だ。

★9:34  日医工-小動き サノフィとの合弁会社を2021年末で解散
 日医工<4541.T>が小動き。同社は25日、サノフィ社とのJV契約等などの見直しにより、12月31日付で両社の合弁会社である日医工サノフィを解散する事に合意したと発表した。

 引き続き、サノフィが製造販売承認を持つ一部の長期収載品について、サノフィが同社へ製品供給を行い、同社による販売を継続する予定としており、今後も両社の良好な提携関係を続けるとしている。

★9:34  サイバーエージェント-5日ぶり反発 雑談もできる音声AI研究組織新設 26年までの実現めざす=日経
 サイバーエージェント<4751.T>が5日ぶり反発。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が人工知能(AI)による音声対話専門の研究組織を新設すると報じた。

 記事によれば、2024年までに新たに30人の研究者を雇用し、26年までに雑談のような柔軟な対話ができるAIの実現をめざすもよう。AIによる対応が導入され始めているコールセンターに加え、店舗などでロボットによる接客や、広告での活用を見込むとしている。

★9:39  太洋工業-急落 3Q累計営業赤字1700万円 販管費率の上昇など響く
 太洋工業<6663.T>が急落。同社は25日、21.12期3Q累計(12月21日~9月20日)の連結営業損益は1700万円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)だったと発表した。上期(12月21日~6月20日)は300万円の黒字だったので、3Q(6月21日~9月20日)は2000万円の赤字となった。

 テストシステム事業の損失が続いたことや、鏡面研磨機事業の売り上げ減少に加え、上期に比べて販管費率が上昇したことなどが響いた。

★9:53  デンソー-野村が目標株価引き上げ 電動化・ADASの増収が加速し増益を牽引へ
 デンソー<6902.T>が堅調。野村証券では、電動化・ADASの増収が加速し増益を牽引を予想。投資評価は「Buy」を継続、目標株価8900円→10200円に引き上げた。

 野村では、22.3期の営業利益を前期比2.6倍の4028億円と予想。会社計画を372億円下回るのは、半導体不足で自動車生産台数が会社想定以上に落ち込む見通しであることが主因という。マレーシア製半導体の供給問題を反映し、野村予想にも減産を織り込んでいる。ただ、期末にかけて日系自動車メーカーの挽回生産を見込み、業績も7~9月期を底に回復すると予想している。


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