〔Market Flash〕日本製鋼所は下落トレンドが終わり上昇拡大へ~SMBC日興

2021/10/26(火) 13:57
【13:55】日本製鋼所は下落トレンドが終わり上昇拡大へ~SMBC日興  SMBC日興証券では、テクニカルリポートで日本製鋼所<5631.T>を取り上げている。株価は2008年の高値12125円からの下落波動が昨年3月の安値906円でボトムアウト。当面の反騰は今年1月の3375円で一服となり、調整局面へ移行していたが、8月の2363円で下値固めが終わり、最近の上昇で6月の戻り高値3165円を上抜いて、上昇が再開した可能性が高まっているとのこと。今後、今年1月の3375円を上抜くと、二段目の上昇波動へ移行した可能性が高まるとSMBC日興では指摘。その後は2018年の高値3910円を早期に上抜いて、まずは4390円どころか4830円どころ、さらに先行き5550円どころか5840円どころ、もしくはそれ以上の水準へ上昇する可能性があると考えている。 【13:30】天然ガスが上値追い一服となればエネルギー高は一巡か~みずほ  みずほ証券ではエネルギーに関するリポートの中で、足元では天然ガスの供給不足が深刻化する中で、NY天然ガス先物価格が直近高値から2割弱調整していることに注目している。背景には、ロシアからの供給増加期待があるとのこと。ロシアとドイツをつなぐ新規パイプラインがドイツ当局の承認待ちの状況にあり、エネルギー高でインフレが加速しているドイツが承認を急ぐのではないかとの見方もあるもよう。また、今後は在庫が増加する季節性もあるほか、想定よりも暖冬となれば需給改善が見込まれる。みずほでは、天然ガスの上値追いが一服となれば、エネルギー高は一巡となりそうとコメントしている。 【10:20】気候変動問題は高炉の業績や財務に大きな影響~SMBC日興  SMBC日興証券では、日本の鉄鋼業界を考える上で、気候変動問題は特に高炉各社の業績や財務に大きな影響を与えると考えている。欧州のCO2排出権の先物価格並みのカーボンプライシング導入となると、22.3期の高炉各社合算の事業利益/経常利益を上回る費用負担と試算されるとのこと。製法転換に失敗すると、一貫製鉄所の上工程が座礁資産となり、巨額の減損損失が発生するリスクがあるとみている。一方、電炉は購入電源を再生可能エネルギーに切り換えることでCO2の排出を抑制可能であり、財務的な負担が少ないと指摘。高炉品種を生産する電炉メーカーは、コスト競争力を武器に長期的にはシェアを上昇させる可能性があると考えている。 【9:35】今回の決算発表で物色のスウィングも落ち着くか~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、クオンツアナリストの視点として、8月下旬以降の市場の大幅上昇・下落の過程において、半導体関連銘柄とリオープニング関連銘柄が真逆の動きになったことを指摘している。目先は9月後半以降の市場急落の反動による相場上昇および半導体関連銘柄は2度目のリバウンドが見込まれることから、リオープニング関連銘柄もいったんは低迷する可能性があるとみている。しかし、22.3期2Q決算発表が本格化すれば、この連動性は次第に解消していくと予想。ここからはリオープニング関連銘柄の中でも先行きに対する見方でリターン差が大きくなるとみており、今回の決算を機に、リオープニング関連銘柄が市場の注目点となる現象も次第になくなっていくと考えている。 【8:45】寄り前気配はダイセキ、日産化、山九、博報堂DYが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ダイセキ<9793>+9.96%、日産化<4021>+8.45%、山九<9065>+8.22%、博報堂DY<2433>+8.14%、キヤノンMJ<8060>+7.37%、日清粉G<2002>+6.72%、アズビル<6845>+5.93%、栗田工<6370>+5.76%、スタンレ電<6923>+5.49%、LIXILG<5938>+5.07%などが高い気配値。  一方、マツモトキヨ<3088>-4.47%、ニコン<7731>-3.11%、コメリ<8218>-2.69%、シチズンHD<7762>-2.15%、住友重<6302>-2.11%、TBSHD<9401>-1.91%、T&DHD<8795>-1.74%、グリー<3632>-1.08%、TOTO<5332>-1.06%、カプコン<9697>-1.03%などが安い気配値となっている。
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