前場コメント No.7 パラカ、新電工、両毛シス、SEH&I、郵船、百十四

2021/10/27(水) 11:32
★10:12  パラカ-小動き センチュリー21と業務提携
 パラカ<4809.T>が小動き。同社は27日10時、センチュリー21・ジャパン<8898.T>と、業務提携契約を締結したと発表した。

 パラカが展開する駐車場運営事業と、センチュリー21の加盟店が行う不動産事業において、相互に不動産情報や事業ノウハウ等を活用することで双方の事業拡大を図るとしている。

★10:19  新光電気工業-野村が目標株価引き上げ 半導体関連部材の在庫積み上げ意欲は予想以上
 新光電気工業<6967.T>が急騰。野村証券では、顧客の半導体関連部材の在庫積み上げ意欲は予想以上に旺盛と評価。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は3600円→4100円に引き上げた。

 会社側は7-9月期(2Q)の決算を受けて22.3期会社計画を再上方修正し、営業利益予想を406億円から594億円に増額した。販売の好調は有機FCパッケージにとどまらず、P-BGA(メモリ用PKG)、ICリードフレーム、組立、静電チャックなど多岐にわたる。野村では、顧客が半導体関連部材の在庫を積み上げる意欲が旺盛なことが背景にあるとみており、今回の修正を受けて22.3期の営業利益予想を455億円から600億円へ引き上げている。

★10:20  両毛システムズ-大幅高 上期営業益18%増 公共事業セグメントが好調
 両毛システムズ<9691.T>が大幅高。同社は26日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益が5.2億円(前年同期比17.6%増)だったと発表した。

 公共事業セグメントにおいて、自治体向け、警察向けソリューション、コロナ禍の影響による臨時的な受託処理業務、「GIGAスクール構想」関連商談などが好調だった。

★10:21  SE H&I-続伸 上期営業益79%増 出版事業が好調
 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>が続伸。同社は26日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は7.2億円(前年同期比78.7%増)だったと発表した。

 出版事業では、既刊書籍販売、ウェブメディア、イベントおよび電子書籍といった各事業の売り上げが好調だった。教育・人材事業において、オンライン研修を中心としたIT人材研修事業および医療関連人材紹介事業ともに総じて好調に推移したことなども寄与した。

 なお、同社は21日に上期および通期業績予想の上方修正を発表しているが、改めて決算を好感した買いが優勢となっている。

★10:23  日本郵船など-急落 バルチック海運指数4.7%安 ピーク時から約3割下落
 日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など海運関連が安い。26日時点のバルチック海運指数が前日比4.72%安の4056まで下落していることが材料。

 足もと、同指数は10月初旬につけた5650から約28%下落しており、ピークアウト懸念から海運関連が売られている。

★10:38  百十四銀行-4日ぶり反発 上期最終損益予想を上方修正 資金利益増加など寄与
 百十四銀行<8386.T>が4日ぶり反発。同社は26日、22.3期上期(4-9月)の連結純損益予想を従来の32.0億円の黒字から66.0億円の黒字(前年同期は15.7億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 資金利益の増加や経費の減少などによりコア業務純益が想定を上回る見込みとなった。与信費用が計画を下回る見込みとなったことも寄与する。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ