後場コメント No.5 合同鉄、エノモト、トヨタ紡織、日触媒、豊田合、プロシップ、ホーチキ、ユナイテド海
★14:10 合同製鉄-3日続落 通期営業損益予想を下方修正 一転赤字へ 鉄スクラップ価格上昇響く
合同製鉄<5410.T>が3日続落。同社は29日13時45分、22.3期通期の連結営業損益予想を従来の5.0億円の黒字から5.0億円の赤字(前期は49.8億円の黒字)に下方修正すると発表した。主原料である鉄スクラップ価格が想定を上回ったことが響く。
22.3期上期(4-9月)の連結営業損益は18.5億円の赤字(前年同期は37.5億円の黒字)だった。
合同製鉄<5410.T>が3日続落。同社は29日13時45分、22.3期通期の連結営業損益予想を従来の5.0億円の黒字から5.0億円の赤字(前期は49.8億円の黒字)に下方修正すると発表した。主原料である鉄スクラップ価格が想定を上回ったことが響く。
22.3期上期(4-9月)の連結営業損益は18.5億円の赤字(前年同期は37.5億円の黒字)だった。
★14:14 エノモト-後場急落 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
エノモト<6928.T>が後場急落。同社は29日14時に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.5億円から19.0億円(前期比21.5%増)に引き上げると発表した。リードフレーム、コネクタ用部品などの受注環境が好調に推移していることが寄与する。市場コンセンサスは20.0億円。
併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.5億円(前年同期比2.6倍)だった。IC・トランジスタ用リードフレームやオプト用リードフレームの売り上げが大幅に増加したことが寄与した。
併せて、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について、流通株式時価総額についてはプライム市場の上場維持基準を満たしていない旨の通知を東証より受けたと発表した。今後上場維持基準充足に向けた計画を12月までに提出する予定としている。
エノモト<6928.T>が後場急落。同社は29日14時に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.5億円から19.0億円(前期比21.5%増)に引き上げると発表した。リードフレーム、コネクタ用部品などの受注環境が好調に推移していることが寄与する。市場コンセンサスは20.0億円。
併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.5億円(前年同期比2.6倍)だった。IC・トランジスタ用リードフレームやオプト用リードフレームの売り上げが大幅に増加したことが寄与した。
併せて、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について、流通株式時価総額についてはプライム市場の上場維持基準を満たしていない旨の通知を東証より受けたと発表した。今後上場維持基準充足に向けた計画を12月までに提出する予定としている。
★14:18 トヨタ紡織-後場下げ幅縮小 上期営業益6.7倍 自動車増産が寄与
トヨタ紡織<3116.T>が後場下げ幅縮小。同社は29日14時、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は243億円(前年同期比6.7倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は33.7%。
世界的にコロナ禍からの自動車需要の回復によって、日本、北中南米、アジア・オセアニアなどの増産を受けて売り上げが回復したことが寄与した。中国は減産影響を受けて売り上げが減少した。
トヨタ紡織<3116.T>が後場下げ幅縮小。同社は29日14時、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は243億円(前年同期比6.7倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は33.7%。
世界的にコロナ禍からの自動車需要の回復によって、日本、北中南米、アジア・オセアニアなどの増産を受けて売り上げが回復したことが寄与した。中国は減産影響を受けて売り上げが減少した。
★14:24 日本触媒-3日ぶり反発 今期営業益を上方修正 販売価格のスプレッド拡大が寄与
日本触媒<4114.T>が3日ぶり反発。同社は29日14時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の220億円から240億円(前期は159.2億円の赤字)に引き上げると発表した。
併せて22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の130億円から152億円(前期は11.9億円の赤字)に引き上げると発表した。2Q以降アクリル酸およびアクリル酸エステルの製品海外市況は落ち着くものと見込んでいたが、想定よりも製品海外市況の高騰が続いており、 原料価格の上昇よりも販売価格の上り幅が大きくスプレッドが拡大することが寄与するとしている。
日本触媒<4114.T>が3日ぶり反発。同社は29日14時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の220億円から240億円(前期は159.2億円の赤字)に引き上げると発表した。
併せて22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の130億円から152億円(前期は11.9億円の赤字)に引き上げると発表した。2Q以降アクリル酸およびアクリル酸エステルの製品海外市況は落ち着くものと見込んでいたが、想定よりも製品海外市況の高騰が続いており、 原料価格の上昇よりも販売価格の上り幅が大きくスプレッドが拡大することが寄与するとしている。
★14:27 豊田合成-後場下げ幅拡大 通期営業益予想を下方修正 減産影響を織り込む 上期は計画下回る
豊田合成<7282.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日14時20分、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の530億円から430億円(前期比17.9%増)に下方修正すると発表した。上期(4-9月)における主要顧客の減産による影響を織り込んだ。
22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は130億円(前年同期比2.9倍)だった。会社計画220億円を下回った。
豊田合成<7282.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日14時20分、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の530億円から430億円(前期比17.9%増)に下方修正すると発表した。上期(4-9月)における主要顧客の減産による影響を織り込んだ。
22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は130億円(前年同期比2.9倍)だった。会社計画220億円を下回った。
★14:34 プロシップ-後場マイナス転換 上期営業益79%増も材料出尽くし
プロシップ<3763.T>が後場マイナス転換。同社は29日14時15分、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は10.2億円(前年同期比78.7%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は53.3%。
主力である固定資産管理ソリューションにおいて、既存顧客に対する新製品へのバージョンアップ対応、インフラ業界における案件推進などに取り組んだことで、顧客のシステム投資需要に対応したことなどが寄与した。
なお、業績期待で買い先行していたが、業績予想を据え置いたこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
プロシップ<3763.T>が後場マイナス転換。同社は29日14時15分、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は10.2億円(前年同期比78.7%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は53.3%。
主力である固定資産管理ソリューションにおいて、既存顧客に対する新製品へのバージョンアップ対応、インフラ業界における案件推進などに取り組んだことで、顧客のシステム投資需要に対応したことなどが寄与した。
なお、業績期待で買い先行していたが、業績予想を据え置いたこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★14:38 ホーチキ-後場急騰 通期営業益を上方修正 上期は63%増
ホーチキ<6745.T>が後場急騰。同社は29日14時30分に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の40.0億円から53.0億円(前期比2.3%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは46.3億円。
上期において、当初想定していた新型コロナウイルス感染症による影響が限定的であった。また、国内におけるストック事業であるリニューアル、メンテナンス部門の順調な進ちょくや、海外事業におけるシステム販売施策の進展なども踏まえた。
併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は13.0億円(前年同期比63.4%増)だった。
ホーチキ<6745.T>が後場急騰。同社は29日14時30分に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の40.0億円から53.0億円(前期比2.3%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは46.3億円。
上期において、当初想定していた新型コロナウイルス感染症による影響が限定的であった。また、国内におけるストック事業であるリニューアル、メンテナンス部門の順調な進ちょくや、海外事業におけるシステム販売施策の進展なども踏まえた。
併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は13.0億円(前年同期比63.4%増)だった。
★14:41 NSユナイテッド海運-急落 通期営業益を上方修正 材料出尽くしで売り優勢
NSユナイテッド海運<9110.T>が急落。同社は29日14時30分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の190.0億円から230.0億円(前期比3.4倍)に引き上げると発表した。
世界的な経済回復を背景に鉄鋼原料、穀物などの旺盛な海上輸送需要に支えられ、ドライバルク用船市況は足元まで想定を上回る水準で推移しているほか、運航や配船の効率化に努めたことが寄与してとしている。
併せて発表された22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は113億円(前年同期比6.3倍)だった。株価は材料出尽くしから売り優勢となっている。
NSユナイテッド海運<9110.T>が急落。同社は29日14時30分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の190.0億円から230.0億円(前期比3.4倍)に引き上げると発表した。
世界的な経済回復を背景に鉄鋼原料、穀物などの旺盛な海上輸送需要に支えられ、ドライバルク用船市況は足元まで想定を上回る水準で推移しているほか、運航や配船の効率化に努めたことが寄与してとしている。
併せて発表された22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は113億円(前年同期比6.3倍)だった。株価は材料出尽くしから売り優勢となっている。
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