前場コメント No.9 santec、マンダム、ロードスター、セガサミーHD、日鍛バル、伯東

2021/11/01(月) 11:35
★10:25  santec-急騰 通期営業益予想を上方修正 上期は計画上回る
 santec<6777.T>が急騰。同社は10月29日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.5億円から17.0億円(前期比19.6%増)に上方修正すると発表した。

 光通信用部品の製造工程または研究開発に使われる光測定器および眼科医療機器が想定を上回る見込み。情報通信研究機構(NICT)との開発受託契約料の収益計上、円安による海外売上高の上振れも織り込んだ。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は6.3億円(前年同期比33.5%減)だった。上期の計画5.0億円を上回る着地となった。

★10:26  マンダム-急騰 上期最終黒字3.3億円 一転黒字に
 マンダム<4917.T>が急騰。同社は10月29日、22.3期上期(4-9月)の連結純損益は3.3億円の黒字(前年同期は21.4億円の黒字)だったと発表した。上期の会社計画4.5億円の赤字を上回った。

 売上高がほぼ計画通りに推移した中で、販管費の抑制や費用発生の遅れに加え、投資有価証券売却益を計上したことが寄与した。

★10:28  ロードスター-急騰 3Q累計最終益28%増 クラウドファンディング事業など好調
 ロードスターキャピタル<3482.T>が急騰。同社は10月29日、21.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益が29.5億円(前年同期比28.1%増)だったと発表した。

 不動産投資事業、クラウドファンディング事業などが好調だった。

★10:34  セガサミー-急騰 米マイクロソフトと戦略的提携の検討で合意
 セガサミーホールディングス<6460.T>が急騰。同社は1日10時、子会社であるセガが、マイクロソフトコーポレーションと戦略的提携の検討を進めていくことに合意したと発表した。

 今後、セガの中長期重点戦略においてSuper Gameと掲げている大型グローバルタイトルの創出に向け、クラウドプラットフォームMicrosoft Azureにおいてマイクロソフトのさまざまな技術を活用してタイトル開発を進めていくこと、ならびにマイクロソフトが保有するソリューションを活用しセガの次世代開発環境の構築を進めていくこと、を主軸に両社間で技術的な提携を検討するとしている。

★10:38  日鍛バルブ-急落 通期営業益予想を下方修正 半導体・部品不足など響く
 日鍛バルブ<6493.T>が急落。同社は10月29日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の31.5億円から22.2億円(前期は0.2億円)に下方修正すると発表した。今期からら収益認識会計基準を適用しているため、増減率の前年比較はできない。

 上期(4-9月)において、世界的な半導体不足や部品不足に起因する自動車業界全体の生産調整の影響を受けた。原油価格の高騰に伴う原材料価格や物流費の上昇に加え、急激かつ頻繁な受注増減に対応するためのスタンバイ人員の維持と不測の時間外労働負荷なども響く。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業損益は13.2億円の黒字(前年同期は13.4億円の赤字)だった。上期の会社計画15.7億円を下回った。

★10:45  伯東-急騰 通期営業益予想を上方修正 年間配当予想も増額
 伯東<7433.T>が急騰。同社は10月29日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の40.0億円から65.0億円(前期比70.7%増)に、年間配当予想を60円から120円(前期は60円)に上方修正すると発表した。

 電子部品事業において自動車、産業機器、通信機器を中心に半導体需要の拡大が続いており、電子・機器事業においても活発な半導体製造関連の設備投資により好調に推移していることから、見通しを引き上げた。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は41.7億円(前年同期比2.5倍)だった。

 配当予想については、中間配当を従来予想の30円に対して60円に決定し、期末配当予想を30円から60円に増額するとしている。


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