前場コメント No.2 デクセリアルス、日立造、ヒロセ電、AGC、ポーラオルHD、ブイキューブ

2021/11/02(火) 11:31
★9:03  デクセリアルズ-買い気配 通期営業益予想を上方修正 上期は2.6倍
 デクセリアルズ<4980.T>が買い気配。同社は1日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の119億円から210億円(前期比85.2%増)に上方修正すると発表した。

 下期も為替の円安推移が継続し、高付加価値製品、新製品の拡大が続く見込み。半導体不足の影響などのリスクに加え、電力不足の影響拡大などで事業環境の不透明感が強まってることも加味し、見通しを引き上げた。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は123億円(前年同期比2.6倍)だった。

★9:03  デクセリアルズ-買い気配 150万株・30億円を上限に自社株買い 割合は2.34%
 デクセリアルズ<4980.T>が買い気配。同社は1日、150万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2021年11月2日~2022年1月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.34%となる。

★9:03  日立造船-3日ぶり大幅反落 上期最終赤字拡大 7-9月は4.1億円の赤字
 日立造船<7004.T>が3日ぶり大幅反落。同社は1日、22.3期上期(4-9月)の連結純損益は30.6億円の赤字(前年同期は19.8億円の赤字)だったと発表した。1Q(4-6月)は26.5億円の赤字だったので、2Q(7-9月)は4.1億円の赤字となった。機械・インフラ部門において自動車業界向けプレス機械の売り上げが減少したことや、為替差損など営業外費用の増加が響いた。

★9:04  ヒロセ電機-大幅反落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る
 ヒロセ電機<6806.T>が大幅反落。同社は1日、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の330億円から350億円(前期比22.5%増)に、年間配当予想を260円から320円(前期は240円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは341億円。

 産業用機器向けビジネス、自動車向けビジネスおよびコンシューマ機器向けビジネスが想定を上回ったことから見通しを引き上げた。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は198億円(前年同期比53.5%増)だった。

 なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★9:05  AGC-反落 通期営業益予想を上方修正も利益確定売り
 AGC<5201.T>が反落。同社は1日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の1800億円から2000億円(前期比2.6倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1869億円。

 コロナ禍で落ち込んだ事業の業績が回復基調であることに加え、塩化ビニル樹脂の市況が高水準で推移することから見通しを引き上げた。

 21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は1484億円(前年同期比3.7倍)だった。

 なお、株価は買いが先行したものの、利益確定売りに押されマイナスに転じている。

★9:05  ポーラオルビス-売り気配 3Q累計営業益33%増 市場コンセンサス下回る
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が売り気配。同社は1日、21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が122.4億円(前年同期比32.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは131.0億円。

 基幹ブランドであるPOLAブランドの海外事業が全体をけん引した。株価は市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。

★9:08  ブイキューブ-売り気配 3Q累計営業益2.0倍 通期進ちょくは46%
 ブイキューブ<3681.T>が売り気配。同社は1日、21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が11.1億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。通期の会社計画24.0億円に対する進ちょくは46.3%。

 小規模イベント減少の影響を受けたとしている。株価は会社計画に対する進ちょくの遅れを懸念した売りが優勢となっている。


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