後場コメント No.2 ACSL、タカラトミー、荒川化学、井村屋G、東ソー、王子HD

2021/11/02(火) 15:00
★12:57  ACSL-続伸 「未来を支えるセキュアな国産ドローン」ティザーサイトを公開
 ACSL<6232.T>が続伸。同社は1日、「未来を支えるセキュアな国産ドローン」のティザーサイトを公開したと発表した。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「安心安全なドローン基盤技術開発」事業に採択され、開発したドローンについて、12月に販売を開始するとしている。


★12:58  タカラトミー-東海東京が目標株価引き上げ 新規ヒット商材が不在でも抜群の業績安定感を評価
 タカラトミー<7867.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新規ヒット商材が不在でも抜群の業績安定感を評価 。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1380円→1610円と引き上げた。

 22.3期1Q(4-6月)決算は売上高351億円(前年比30.8%増)、営業利益21.5億円(前年は5.8億円の損失)と1Qの営業利益としては 2006年の合併以降の最高益を更新。通期計画は年末商戦や4Qの動向が不透明なため据え置かれたが、特定のヒット商材に頼らず、効率的なマーケティング施策を取りながら、定番商品と既存の自社商品を中心に安定的に収益を拡大させており、このトレンドは下期以降も持続するものと東海東京ではみている。

★13:03  荒川化学工業-3日ぶり大幅反落 通期最終益予想を上方修正も下期伸び悩みを嫌気
 荒川化学工業<4968.T>が3日ぶり大幅反落。同社は1日、22.3期通期の連結純利益予想を従来の16.5億円から17.5億円(前期比19.3%減)に上方修正すると発表した。

 上期(4-9月)の業績などを踏まえたが、通期ではロジンをはじめとする原材料価格や資源価格の大幅な上昇などによる収益性の悪化を見込むとしている。

 22.3期上期(4-9月)の連結純利益は17.3億円(前年同期比2.4倍)だった。上期の会社計画12.0億円を上回った。高付加価値製品の拡販などが順調に進ちょくしたことや、千葉アルコン製造における水素化石油樹脂設備の稼働開始遅延により償却費などが計上されなかったことが寄与した。

 なお、株価は下期業績の伸び悩みを嫌気した売りが優勢となっている。

★13:05  井村屋-反落 上期営業益を上方修正も通期は据え置き
 井村屋グループ<2209.T>が反落。同社は1日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の2.6億円から6.3億円(前期比2.9倍)に引き上げると発表した。

 夏場の主力商品「あずきバー」シリーズが好調に推移するとともに、「やわもちアイス」シリーズにおいても新商品が売り上げ増に貢献したことから、前回予想を上回る見通し。通期予想は据え置いた。なお、株価は通期予想の据え置きを嫌気した売りが優勢となっている。

★13:11  東ソー-後場急落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る
 東ソー<4042.T>が後場急落。同社は2日13時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の1060億円から1160億円(前期比32.1%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1293億円。
 主にクロル・アルカリ事業における主要製品の海外市況上昇の影響が、ナフサや石炭などの原燃料価格の上昇の影響を上回ることが寄与する。

 22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は653億円(前年同期比3.7倍)だった。

 なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★13:12  王子HD-後場下げ幅縮小 上期営業益2.2倍 バルプ販売価格の上昇など寄与
 王子ホールディングス<3861.T>が後場下げ幅縮小。同社は2日13時、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益が636.8億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。販売量の増加やパルプ販売価格の上昇が寄与した。グループ全体でコストダウンに取り組んだことも奏功した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ