中外製薬-もみ合い 厚労省 抗体カクテルの発症前投与を承認と伝わる

2021/11/05(金) 09:16
 中外製薬<4519.T>がもみ合い。厚生労働省が4日、新型コロナウイルスの抗体カクテル療法に使う同社の「ロナプリーブ」について、発症を予防する目的での投与も条件付きで認めると報じられた。  5日付の日本経済新聞朝刊によれば、同日開いた専門部会が了承しており、早ければ5日にも正式に承認するようだ。ワクチンをのぞけば国内で初の予防薬となるという。政府は感染拡大の第6波に備え、病床確保や重症化予防に軸足を置いた対策の強化を検討していることから、ワクチン接種に加え、高齢者や基礎疾患がある人の重症化を未然に防ぐ新たな手立てになるとしている。
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