太陽HD-後場下げ幅拡大 通期営業益予想を上方修正も材料出尽くし
太陽ホールディングス<4626.T>が後場下げ幅拡大。同社は5日12時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の150.0億円から159.0億円(前期は139.4億円)に上方修正すると発表した。「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、増減率の前年比較はできない。市場コンセンサスは158.0億円。
上期(4-9月)においても車載関連部材、民生用関連部材、スマートフォン関連部材、半導体パッケージ基板用部材が好調に推移した。特に、半導体パッケージ基板用部材ではPCやサーバー用の半導体メモリー向け製品や、モバイル端末用のアプリケーションプロセッサー向け製品などの需要が想定を上回った。これらを踏まえ、通期の見通しを引き上げた。
併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は93.0億円(前年同期比32.7%増)だった。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ