前場コメント No.2 タカラバイオ、日産自、ネクソン、IHI、シップHD、ケイアイスター
★9:04 タカラバイオ-売り気配 通期営業益予想を上方修正も材料出尽くし
タカラバイオ<4974.T>が売り気配。同社は9日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の170億円から200億円(前期比43.3%増)に、期末配当予想を20円から24円(前期末は16円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは197億円。
新型コロナウイルスPCR検査関連製品に加え、回復基調にある一般研究用試薬の売上高が想定を上回った。受託事業の原価率改善などによる利益率向上も見込まれることから、通期の見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は141億円(前年同期比3.8倍)だった。
なお、通期の見通しがコンセンサスをやや上回る程度となったこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
タカラバイオ<4974.T>が売り気配。同社は9日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の170億円から200億円(前期比43.3%増)に、期末配当予想を20円から24円(前期末は16円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは197億円。
新型コロナウイルスPCR検査関連製品に加え、回復基調にある一般研究用試薬の売上高が想定を上回った。受託事業の原価率改善などによる利益率向上も見込まれることから、通期の見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は141億円(前年同期比3.8倍)だった。
なお、通期の見通しがコンセンサスをやや上回る程度となったこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:05 日産自動車-買い気配 通期最終益予想を上方修正 市場コンセンサス上回る
日産自動車<7201.T>が買い気配。同社は9日、22.3期通期の連結純損益予想を従来の600億円の黒字から1800億円の黒字(前期は4487億円の赤字)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1012億円。
半導体供給不足などによる減産の影響により売り上げの見通しを引き下げるものの、自動車の需給バランスのタイト化や新車投入によって、販売奨励金の減少が進み収益性が改善している。販売金融事業が想定を上回る業績となっていることも踏まえ、見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結純損益は1686億円の黒字(前年同期は3300億円の赤字)だった。
日産自動車<7201.T>が買い気配。同社は9日、22.3期通期の連結純損益予想を従来の600億円の黒字から1800億円の黒字(前期は4487億円の赤字)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1012億円。
半導体供給不足などによる減産の影響により売り上げの見通しを引き下げるものの、自動車の需給バランスのタイト化や新車投入によって、販売奨励金の減少が進み収益性が改善している。販売金融事業が想定を上回る業績となっていることも踏まえ、見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結純損益は1686億円の黒字(前年同期は3300億円の赤字)だった。
★9:05 ネクソン-大幅高 通期営業減益を見込む 最終益は増益見込み
ネクソン<3659.T>が大幅高。同社は9日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を910.3億円~954.7億円のレンジ(前期比18.3%減~14.3%減)にすると発表した。また、同純損益予想を931.8億円~964.7億円のレンジ(前期比65.7%増~71.6%増)だと発表した。
在外子会社が保有する米ドル建ての現金預金および売掛金などから発生する為替差益が前期実績を上回る見込みから、純利益で増益を見込んでいる。
21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は885.7億円(前年同期比7.6%減)だった。同純利益は928.9億円(同8.0%増)。株価は最終増益見込みの方を好感して買いが優勢となっている。
ネクソン<3659.T>が大幅高。同社は9日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を910.3億円~954.7億円のレンジ(前期比18.3%減~14.3%減)にすると発表した。また、同純損益予想を931.8億円~964.7億円のレンジ(前期比65.7%増~71.6%増)だと発表した。
在外子会社が保有する米ドル建ての現金預金および売掛金などから発生する為替差益が前期実績を上回る見込みから、純利益で増益を見込んでいる。
21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は885.7億円(前年同期比7.6%減)だった。同純利益は928.9億円(同8.0%増)。株価は最終増益見込みの方を好感して買いが優勢となっている。
★9:06 IHI-大幅続落 上期営業黒字264億円も材料出尽くし
IHI<7013.T>が大幅続落。同社は9日、22.3期上期(4-9月)の連結営業損益(IFRS)は264億円の黒字(前年同期は61億円の赤字)だったと発表した。
有形固定資産などの売却に加え、カーボンソリューションにおいて不採算案件がおおむね収束した。車両過給機、熱・表面処理の増収およびコスト構造強化、民間向け航空エンジンにおけるスペアパーツの販売増加なども寄与した。
なお、7日付けの日本経済新聞朝刊が、4~9月は270億円前後の営業黒字になったことが分かったと報じていたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
IHI<7013.T>が大幅続落。同社は9日、22.3期上期(4-9月)の連結営業損益(IFRS)は264億円の黒字(前年同期は61億円の赤字)だったと発表した。
有形固定資産などの売却に加え、カーボンソリューションにおいて不採算案件がおおむね収束した。車両過給機、熱・表面処理の増収およびコスト構造強化、民間向け航空エンジンにおけるスペアパーツの販売増加なども寄与した。
なお、7日付けの日本経済新聞朝刊が、4~9月は270億円前後の営業黒字になったことが分かったと報じていたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:06 シップHD-売り気配 上期営業益3%減 プロジェクト案件の小型化など響く
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が売り気配。同社は9日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は75.9億円(前年同期比3.1%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は33.7%。
メディカルサプライ事業、ライフケア事業、調剤薬局事業が堅調となった一方、トータルパックプロデュース事業におけるプロジェクト案件が例年と比べて小型なものが多く、下期偏重での計画となっているほか、ミャンマー子会社が政変・コロナ禍の影響により低調となったことなどが響いた。
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が売り気配。同社は9日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は75.9億円(前年同期比3.1%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は33.7%。
メディカルサプライ事業、ライフケア事業、調剤薬局事業が堅調となった一方、トータルパックプロデュース事業におけるプロジェクト案件が例年と比べて小型なものが多く、下期偏重での計画となっているほか、ミャンマー子会社が政変・コロナ禍の影響により低調となったことなどが響いた。
★9:07 ケイアイスター不動産-買い気配 通期経常益予想を上方修正 上期は3.3倍
ケイアイスター不動産<3465.T>が買い気配。同社は9日、22.3期通期の連結経常利益予想を従来の200億円から240億円(前期比87.8%増)に、期末配当予想を115円から130円(前期末は95円)に上方修正すると発表した。
上期(4-9月)において、強い需要を背景に予想していたよりも利益率が上昇した。ミツカルプロなどITインフラの活用により生産性が向上するなど従来よりも収益性が高まったことから、通期の見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結経常利益は122億円(前年同期比3.3倍)だった。
ケイアイスター不動産<3465.T>が買い気配。同社は9日、22.3期通期の連結経常利益予想を従来の200億円から240億円(前期比87.8%増)に、期末配当予想を115円から130円(前期末は95円)に上方修正すると発表した。
上期(4-9月)において、強い需要を背景に予想していたよりも利益率が上昇した。ミツカルプロなどITインフラの活用により生産性が向上するなど従来よりも収益性が高まったことから、通期の見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結経常利益は122億円(前年同期比3.3倍)だった。
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