今日の株式見通し-堅調か ナスダックの反発に安心感
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均は下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は158ドル安の35921ドルで取引を終えた。ベテランズデーで債券市場が休場の中、やや手がかり難ではあったが、前日に弱かったグロース株に押し目買いが入った。ドル円は足元で114円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円高の29415円、ドル建てが135円高の29435円で取引を終えた。
米3指数の方向性はそろわなかったが、ダウ平均の下落に関しては、ウォルト・ディズニーが決算を受けて大幅安となったことが響いており、米国株は落ち着いた動きであったと言える。前日に強いCPIが嫌われて下落したナスダックが切り返してきたことは、強い安心材料。日経平均はきのう米国株の下落を受けても上昇し、29000円は割り込まなかった。CME225先物は高寄りを示唆しており、週半ばまで弱かった分を修正する形で、買いが優勢になると予想する。ドル円が114円台を回復していることもあり、ハイテク株を中心にグロース株が上昇を先導することになるだろう。日経平均の予想レンジは29300円-29600円
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