前場コメント No.8 ブレインP、トヨタ、TIS、EF-ON、PKSHA、ブシロード

2021/11/15(月) 11:33
★10:09  ブレインパッド-急騰 上期営業益予想を上方修正 株式分割も好感
 ブレインパッド<3655.T>が急騰。同社は12日、22.6期上期(7-12月)の連結営業利益予想を従来の4.1億円から5.2億円(前期比2倍)に上方修正すると発表した。

 1Q(7-9月)の売り上げが想定通り堅調に推移するなか、広告宣伝費などの一部費用の支出が想定よりも少なかったことなどにより、期初の想定を上振れて推移したことが寄与する。

 22.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は3.3億円(前年同期比3倍)だった。

 同時に、1株を3株に分割することも発表しており、株価はこちらも好感されている。

★10:09  ブレインパッド-急騰 1株を3株に分割 基準日は12月31日
 ブレインパッド<3655.T>が急騰。同社は12日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として、1株につき3株の割合をもって分割する。

★10:16  トヨタ自動車-新高値 12月生産計画を発表 国内製造ラインは7カ月ぶり通常稼働へ
 トヨタ自動車<7203.T>が新高値。同社は12日、12月の生産計画について、これまでの減産による影響に対する挽回生産分を織り込み、グローバルで80万台レベルを予定すると発表した。

 国内では関係仕入先の尽力もあり、5月以来、7カ月ぶりに国内全14工場28ラインで通常稼働となる。年度の生産見通しである900万台については、引き続き維持するとしている。株価は上場来高値2100円を上回る2117.5円を付ける場面があった。

★10:17  TIS-シティが目標株価引き上げ 業績予想を増額修正
 TIS<3626.T>が堅調。シティグループ証券では、業績予想を増額修正。投資判断は「買い」を継続、目標株価は3600円→4000円に引き上げた。

 シティでは想定を上回ったQ2決算を踏まえ、業績予想を増額修正。22年3月期営業利益従来530億円→今回545億円、EPS148円→166円(ガイダンスは520億円/152円、コンセンサス542億円/143円)。一方、今期計上の特別利益剥落から中期EPS成長率は年率13%増→11%増と予想している。

★10:27  エフオン-急落 1Q営業益44%減 販管費増など影響
 エフオン<9514.T>が急落。同社は12日、22.6期1Q(4-6月)の連結営業利益は4.6億円(前年同期比44.2%減)だったと発表した。

 売上原価ならびに販管費が増加したことが影響した。メンテナンス費用引当金などが増加した。

★10:29  PKSHA-ストップ高 今期営業益40%増見込む 前期は12%増
 PKSHA Technology<3993.T>がストップ高。同社は12日、22.9期通期の連結営業利益予想を10.0億円(前期比40.2%増)にすると発表した。

 引き続き新たなソフトウエアの開発などに取り組むとともに、グループに加わったアシリレラおよびPRAZNAとのプロダクト連携や相互送客といった形でのシナジー創出を実施し、SaaS型のソフトウエアプロダクトの業績拡大を見込む。

 21.9期通期の連結営業利益は7.1億円(前の期比12.4%増)だった。会社計画6.5億円を上回った。利益率の高いCloud Intelligence事業の売り上げが想定を上回ったほか、コストコントロールに取り組んだことも寄与した。

★10:34  ブシロード-急騰 通期営業益予想を上方修正 上期は黒字転換
 ブシロード<7803.T>が急騰。同社は12日、22.6期通期の連結営業利益予想を従来の13.0億円から22.0億円に上方修正すると発表した。決算期変更により今期は変則決算となるため、前年比較はできない。

 1Q(7-9月)では、利益率の高いTCG(トレーディングカードゲーム)部門およびMD(マーチャンダイジング)部門が好調に推移した。2Q(10-12月)以降もこれらの好調が続く見込みとし、販管費のコントロールも継続することから通期の見通しを引き上げた。

 22.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は13.2億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)だった。


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