前場コメント No.6 オキサイド、Enjin、三菱商、日水、久光薬、マルマエ

2021/11/22(月) 11:33
★10:00  オキサイド-大幅高 半導体主力が上昇一服 出遅れ小型株に物色
 オキサイド<6521.T>が大幅高。きょうは主力半導体関連株の上昇が一服するなか、出遅れ感のある半導体関連の小型株が物色されている。

 19日の米国市場では、好決算が引き続き材料視されたエヌビディアが4%高となったほか、米金利低下を好感しハイテク株が中心に買われ、ナスダックは0.4%高、フィラデルフィア半導体株指数も0.3%高となった。

 国内では東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>が高値更新を続けていたが、きょうは業績好調にもかかわらず株価の出遅れ感が意識される小型株に物色が集まっている。

 半導体関連の小型株として、半導体実装用テープなどを手がける巴川製紙所<3878.T>、半導体検査用器具プローブカード大手の日本マイクロニクス<6871.T>、半導体商社のトーメンデバイス<2737.T>なども大きく上昇している。

★10:05  Enjin-反発 識学2号ファンドに対し投資実行
 Enjin<7370.T>が反発。同社は19日、識学<7049.T>が運営する識学2号投資事業有限責任組合(識学2号ファンド)に対する投資を実行したと発表した。

 投資を通じ、同社のPR事業の今後のサービスの拡充および営業力の強化につなげるとしている。

★10:15  三菱商事-野村が目標株価引き上げ 資源価格前提を見直し上方修正
 三菱商事<8058.T>が続伸。野村証券では、資源価格前提を見直し上方修正。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は4120円→4210円に引き上げた。

 22.3期上期決算の動向や原料炭などの市況上昇を反映し、業績予想を上方修正した。原料炭市況は足元で調整色が出ているものの、会社前提は保守的と推察している他、LNGのスポット価格の上昇効果もあり、資源分野の会社計画上振れを主因に22.3期の親会社株主利益は8240億円と会社計画の7400億円を上回ると予想している。

★10:16  日本水産-小動き 一部製品の値上げを実施 すり身価格など高騰
 日本水産<1332.T>が小動き。同社は19日、一部商品について、2022年2月1日取引先着荷分より随時出荷価格の改定を行うと発表した。

 スケソウダラなどの白身魚のすり身やフィレーの需要が各国で増加する一方、最大の生産地である北米では、漁獲された魚体の多くが小型であることから生産効率が低下し、製品であるすり身やフィレーの価格が高騰していることから、値上げを実施する。

 家庭用すり身製品50品については、約5~13%の値上げ、業務用冷凍食品179品は約1~13%の値上げを実施するとしている。

★10:20  久光製薬-3日ぶり反発 「Fixpace」が国際宇宙ステーションに搭載決定
 久光製薬<4530.T>が3日ぶり反発。同社は22日10時、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行った「宇宙滞在中の生活と地上での生活に係る共通な課題テーマおよび解決策を合わせたアイデア募集」において、同社が提案した「Fixpace(フィクスペース)」が選定され、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されることが決定したと発表した。

 宇宙での生活課題の一つとして、無重力空間における「物の紛失・散乱を減らすこと」が挙げられており、同課題を解決するため、長年培ってきた貼付剤の技術を用いて「Fixpace」を開発したとしている。

★10:36  マルマエ-8日ぶり反落 10月度合計受注残高2.5倍 半導体分野は2.3倍
 マルマエ<6264.T>が8日ぶり反落。同社は22日、10月度の合計受注残高は21.5億円(前年同月比2.5倍)だったと発表した。区分別では半導体分野が14.9億円(同2.3倍)となった。

 対前月比では合計受注残高が7.5%増、半導体分野が6.3%増となった。9月は同10.9%増、15.7%増だった。株価は足元高値圏で推移していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。


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