後場コメント No.1 アステリア、東芝、ニチバン、KLab、丸紅、日本オラクル

2021/11/22(月) 15:03
★12:32  アステリア-反落 デンセツ工業と販売代理店契約を締結も利益確定売り優勢
 アステリア<3853.T>が反落。同社は22日11時40分、鹿児島、福岡、熊本、沖縄に拠点を持ち九州地方で電気工事業を手掛けるデンセツ工業(鹿児島県鹿児島市)と、同社が開発・販売するAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」の九州初となる販売代理店契約を締結したと発表した。

 デンセツ工業では今後、患者や入所者を含めさまざまな関係者が出入りする医療・福祉施設などで、電気設備や防犯カメラの設置や運用に関するノウハウとGravioを組み合わせた「行動検知ソリューション」の提供を予定している。

 なお、株価は19日に大幅高となっていたことから、利益確定売りが優勢となっている。

★12:32  東芝-4日ぶり反発 世界初 ズームレンズの単眼カメラ写真のみで3D計測できるAI開発
 東芝<6502.T>が4日ぶり反発。同社は22日、世界で初めてズームレンズの単眼カメラの写真のみで3D計測できるAIを開発したと発表した。

 このAIにより、インフラ点検などにおいて高所や斜面など危険で点検が困難な場所に近づくことなく、離れた場所から単眼カメラで撮影した数枚の写真を用いて簡単に補修対象部分のサイズを計測することが可能だとしている。

★12:33  ニチバン-底堅い セロテープなどの製造をグリーン電力に
 ニチバン<4218.T>が底堅い。同社は22日、日本自然エネルギー(東京都品川区)と、セロテープおよびセロハン基材の粘着テープの製造に使用する全電力量と、本社、全国7つの営業オフィスにて使用する全電力量に相当するグリーン電力証書の購入に関する契約を締結したと発表した。

 購入しているグリーン電力証書はバイオマス発電由来となり、同社の算出によれば、2021年度は1400トン、2022年は3100トン(見込み)、2023年は2500トン(見込み)のCO2排出を削減できるとしている。

★12:43  KLab-続伸 「幽☆遊☆白書 100%本気バトル」が700万ダウンロード突破
 KLab<3656.T>が続伸。同社は22日、オルトプラス<3672.T>と提供しているスマホ向けゲームアプリ「幽☆遊☆白書 100%本気バトル」が700万ダウンロードを突破したと発表した。これに伴い、700万DL記念キャンペーンを開催するとしている。

★12:47  丸紅-3日続伸 後払い型モバイル決済のシンガポール新興に出資
 丸紅<8002.T>が3日続伸。同社傘下の丸紅ベンチャーズは22日、後払い型のモバイル決済サービスを提供するシンガポールのPaceに出資したと発表した。

 Paceは、東南アジアにおいて著名な連続起業家であるFuad氏が2020年に設立し、2021年に入ってオンラインおよびオフラインで利用できる後払い型のモバイル決済サービスをリリースしているという。特にブランド製品など高付加価値の商品を扱う実店舗での採用に強みがあり、Paceは今回調達した資金で、技術基盤、オペレーション、事業開発を強化するほか、日本、韓国、台湾へと事業を展開する計画だとしている。

★12:54  日本オラクル-4日ぶり反落 Oracle Cloud Infrastructure向けの新しいAIサービスを発表
 日本オラクル<4716.T>が4日ぶり反落。同社は22日、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)AI」サービスを発表した。

 同サービスは、データ・サイエンスの専門知識がなくても、開発者がアプリケーションにAIサービスを簡単に活用できるようにするもの。新しい「OCI AI」サービスでは、開発者は、ビジネス向けのデータに対して事前トレーニングされたすぐに利用可能なモデルを活用するか、組織が所有するデータに基づいてサービスをカスタム・トレーニングするかを選択可能だとしている。なお、株価は地合いにつれ安している。


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