前場コメント No.4 京セラ、フジHD、三菱マ、イオン、アストマックス、DWTI

2021/11/26(金) 11:31
★9:07  京セラ-続伸 29.3期税引き前利益率20%に 電子部品けん引=日経
 京セラ<6971.T>が続伸。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が25日、29.3期にも連結売上高税引き前利益率を20%に引き上げる方針を明らかにしたと報じた。

 記事によれば、京都市内で開いた事業戦略説明会で谷本秀夫社長が明らかにしたようだ。22.3期予想は11%。高速通信規格「5G」や自動運転など「CASE」需要が追い風になり、付加価値の高い半導体パッケージや水晶振動子などの電子部品が伸びる計画だとしている。

★9:12  フジHD-9日続落 「ネクストキャリア支援希望退職制度」による希望退職者募集を実施
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が9日続落。同社は25日、「ネクストキャリア支援希望退職制度」による希望退職者募集を実施すると発表した。

 対象は満50歳以上、かつ勤続10年以上の社員で、募集期間は2022年1月5日~2月10日、退職日は2022年3月31日。希望退職者募集の結果に伴い発生する特別優遇加算金は、22.3期決算において特別損失として計上する予定としている。

★9:14  三菱マテリアル-6日ぶり反落 アルミ事業再編で特損290億円計上見込む
 三菱マテリアル<5711.T>が6日ぶり反落。同社は25日、連結子会社であるユニバーサル製缶および三菱アルミニウムについて、米国を本拠とするApollo Global Managementの関連会社が管理するファンドが保有する昭和アルミニウム缶に対し、同社が保有するユニバーサル製缶のすべての株式を譲渡することおよび吸収分割により三菱アルミニウム社のアルミ圧延・押出事業を承継させたうえで新会社に分離再編することなどに関する契約を締結すると発表した。

 再編の実行に伴い、同社は、22.3期4Q(1-3月)連結決算におきまして、事業再編損失として約290億円の特別損失を計上する見込みとしている。

★9:16  イオン-反落 健康改善でポイント ワオン連携=日経
 イオン<8267.T>が反落。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が電子マネー「WAON(ワオン)」を軸に小売りと金融の融合を加速させると報じた。

 記事によれば、健康診断で血圧や体格指数(BMI)の数値が改善すると、ワオンポイントが受け取れる保険を開発したようだ。日々の買い物にも使えるようにし、ポイントを起点に、多岐にわたる事業で顧客を囲い込み、経済圏を拡大するとしている。なお、株価は地合いにつれ安している。

★9:26  アストマックス-急騰 新中計を策定 25.3期営業収益200億円以上めざす
 アストマックス<7162.T>が急騰。同社は25日、22.3期から25.3期までを対象期間とする中期ビジョンを策定したと発表した。

 数値目標として25.3期に連結営業収益200億円以上、税金等調整前当期純利益7億円以上を掲げている。

★9:27  DWTI-ストップ高 緑内障・高眼圧症治療剤「K-232」の国内製造販売承認申請
 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>がストップ高。同社は25日、緑内障・高眼圧症治療剤「K-232」の国内製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。

 2020年2月より国内第3相臨床試験が行われており、「K-232」は単独での使用および既存の緑内障・高眼圧症治療剤と併用での使用のいずれの場合でも、さらなる眼圧下降効果と安全性が確認されたという。

 なお、この件によるマイルストーン受領の予定はなく、21.12期業績への影響もないが、「K-232」が承認となり販売が開始されると、同社は興和(東京都中央区)から契約に基づく実施料を受領するとしている。


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