後場コメント No.3 トヨタ、MDV、ツクルバ、ファナック、マザーズ指数、ソニーG

2021/11/29(月) 15:01
★13:53  トヨタ自動車-3日続落 10月グローバル生産台数26%減
 トヨタ自動車<7203.T>が3日続落。同社は29日、10月のグローバル生産台数が前年同月比25.8%減の62万7000台だったと発表した。

 国内は同50.9%減の15万1000台、海外生産は同11.2%減の47万5000台だった。東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大などに伴う部品供給不足により、グローバル販売・生産共に前年を割り込んだ。

★13:55  MDV-もみ合い 健康診断AIと2型糖尿病AIの利用受け付け開始
 メディカル・データ・ビジョン<3902.T>がもみ合い。同社は29日、健康診断AI「Hyper Checkup」と2型糖尿病AI「dAIbet」の利用受け付けを開始すると発表した。

 「Hyper Checkup」は、今後どのような疾病で入院するリスクが高いかを判定するAI解析機能で、同社が保有する国内最大級の診療データベースを基に研究開発した特許申請済の技術だという。「dAIbet」では、自社のサービスから特定の情報を連携することにより、2型糖尿病に関するAIサービス結果を密連携しているかのように提供することが可能だとしている。いずれも同社のHMV(hyper medical vision)プラットフォーム上のSaaSサービスとした。

★13:59  ツクルバ-続落 「第4回 WOMAN’s VALUE AWARD」優秀賞を受賞
 ツクルバ<2978.T>が続落。同社は29日、26日に「積極的に女性を採用し、女性が活躍できる環境がある会社」を表彰する「第4回WOMAN’s VALUE AWARD」の企業部門において、優秀賞を受賞したと発表した。

 ダイバーシティ&インクルージョンの考え方に基づく「個の肯定」を重視している点が評価されたとしている。株価は、一時上昇する場面があったものの、地合いが良くない中で売りに押されている。

★14:04  ファナック-CSが目標株価引き上げ 直近の受注・業績の底を打つタイミングは近い
 ファナック<6954.T>が続落。クレディスイス証券では直近の受注・業績の底を打つタイミングは近いと指摘。投資評価は「Outperform」を継続し、目標株価は29870円→30140円に引き上げた。

 22/3期2Q決算において半導体などの部材調達の問題による長納期化を主因に通期計画を下方修正。部材調達の問題は当面続くと想定するも、2Qに確認された状況からさらなる悪化は顕在化しないと想定している。一方、ロボマシン事業の受注は4Qから回復、営業利益も3Q382億円(QoQ 9%減)、4Q431億円、23/3期1Q534億円を予想。3Qに受注高・業績ともに直近のボトムを付けると想定、23/3期営業利益はYoY40%増を予想。セクター内でも部材調達の影響が大きく顕在化し、今後の業績低迷への懸念などから株価は調整してきたとみる一方、22年に向けて投資の好機と考えている。

★14:05  マザーズ指数-後場マイナス転換 指数マイナス寄与上位はFRONTEO、ENECHANGEなど
 マザーズ指数が後場マイナス転換。前時点で前日比0.1%高だったものの、後場マイナスに転じ、下げ拡大。安いところで前営業日比2.4%安の1101.61ptまで下げる場面があった。

 指数マイナス寄与上位はFRONTEO<2158.T>が18.9%安、ENECHANGE<4169.T>が17.7%安でともにストップ安売り気配。QDレーザ<6613.T>が13.0%安となっている。

★14:10  ソニーG-続落 ローカル5Gの集合住宅向けサービス「NURO Wireless 5G」を2022年春開始
 ソニーグループ<6758.T>が続落。同社傘下のソニーワイヤレスコミュニケーションズは29日、ローカル5Gによる集合住宅向けのインターネット接続サービス「NURO Wireless 5G」を発表した。提供開始は2021年の春ごろの予定。利用料金は未定としている。


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