米アメリカン・エアラインズ-一時大幅安 コロナ変異株への警戒感強まる
11月30日 終値 前日比 前日比(%)
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AAL 17.69 -0.05 -0.28%
RCL 69.82 -0.07 -0.1%
11月30日の取引で米空運大手のアメリカン・エアラインズ・グループ(NASDAQ:AAL)が一時大幅に下落した。南アフリカで新たに発見された変異株(オミクロン株)への警戒感が再び強まったことが重しとなった。モデルナのCEOが既存のコロナワクチンはオミクロン株に対する有効性が低い可能性があると発言したことや、リジェネロン・ファーマシューティカルズも、同社の抗体治療薬の有効性が低下する可能性があるとした。
株価は一時、前日比0.82ドル安(-4.62%)の16.92ドルまで下落したが、売り一巡後は買い戻され、0.05ドル安(-0.28%)の17.69ドルと下落幅を縮小して終了。年初来では12.18%高となった。
クルーズ株も同様な展開。米クルーズ客船会社のロイヤル・カリビアン・クルーズ(NYSE:RCL)の株価も一時2.99ドル安(-4.28%)の66.90ドルまで下落したが、0.07ドル安(-0.10%)の69.82ドルと小幅安で終了。年初来では6.52%安となった。
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