前場コメント No.1 ギフティ、LINK&M、ボードルア、カイオム、リプロセル、ライトアップ

2021/11/30(火) 11:37
★9:00  ギフティ-売り気配 海外公募とユーロ円建てCB発行で約98億円調達
 ギフティ<4449.T>が売り気配。同社は29日、海外募集による新株式を発行すると発表した。

 発行株数は100万株。発行価格は2680円。払込期日は12月14日。欧州およびアジアを中心とする海外市場(ただし、米国を除く。)における募集とし、Credit Suisse (Hong Kong)をアクティブ・ブックランナー兼共同主幹事会社、Mizuho InternationalおよびDaiwa Capital Markets Europeをパッシブ・ブックランナー兼共同主幹事会社とする共同主幹事引受会社に全株式を総額買取引受けさせる。

 また、2026年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行することも発表した。

 払込期日は12月14日。転換価額は3551円。償還期限は2026年12月14日、利率は0%。

 調達資金合計の約98億円については、M&A資金などに充当するとしている。なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:00  リンク&モチベーション-売り気配 自己株処分および売り出しを発表
 リンクアンドモチベーション<2170.T>が売り気配。同社は26日、公募による663万9400株の自己株式の処分、ならびにフェニックス社らによる340万3200株の売り出し、および上限150万6300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 
 価格は12月7日~12月13日のいずれかの日に決める。差引手取概算額で67億6407万3395円を調達し、長期借入金の返済などに充当するとしている。

 なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:00  ボードルア-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前2500円
 クラウド導入支援やネットワークインテグレーションおよびセキュリティー構築運用などを行うボードルア<4413.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格2000円の買い気配で始まり、差し引き約22万株の買い越し。直前の寄り前気配は2500円前後だった。

 主幹事はSMBC日興証券で、公開株数は161万0200株。IT(情報技術)インフラの構築運用。基本的なネットワーク・サーバーの構築のほか、仮想化、ロードバランサー(負荷分散装置)、セキュリティー、ワイヤレスなど、オンプレミス・クラウドどちらの環境においても設計・検証・構築を支援している。

★9:00  カイオム-大幅安 新株予約権で17億円調達 CBA-1205の原薬および治験薬製造費用などに充当
 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が大幅安。同社は29日、SMBC日興証券を割当先とした第三者割当により、第18回新株予約権(行使価額修正条項付き)の発行およびファシリティ契約(コミットメント条項、行使停止指定条項付き)の締結を行うと発表した。

 新株予約権の割当日は12月15日。発行数は8万個(潜在株式数800万株)。発行価額は1個あたり210円。当初行使価額は215円。差引手取概算額として17億2880万円を調達し、がん治療用抗体「CBA-1205」の原薬および治験薬製造費用、「CBA-1535」の臨床第1相試験後半パート臨床試験費用および併用する治験薬費用などに充当する。新株予約権がすべて行使された場合の発行済み株式総数に対する希薄化率は19.86%。

★9:01  リプロセル-買い気配 オミクロン株の特定検査が実施可能
 リプロセル<4978.T>が買い気配。同社は29日、同社で実施している新型コロナウイルスPCR検査および各種変異株の特定検査において、新たな変異株であるオミクロン株の特定検査が可能であることが判明したと発表した。

 同社では現在、新型コロナウイルスのPCR検査に関して、世界保健機関(WHO)が「懸念される変異株」に指定しているアルファ株(イギリス由来)、ベータ株(南アフリカ由来)、ガンマ株(ブラジル由来)、デルタ株(インド由来)の4つの変異株、「注目すべき変異株(Variants of Interest)」に指定しているラムダ株(ペルー由来)とミュー株(コロンビア由来)の2つの変異株の特定検査を実施しているという。これらの変異株に加え、今後、日本でオミクロン株の感染が拡大した場合には、オミクロン株の特定検査についても実施可能だとしている。

★9:02  ライトアップ-買い気配 NTTドコモと業務連携 ドコモの「ビジネスdXストア」に採用
 ライトアップ<6580.T>が買い気配。同社は29日、NTT<9432.T>傘下のNTTドコモとの間で、中堅・中小企業のDX化を目的とした業務連携を行うことで合意したと発表した。

 同連携により、NTTドコモが12月1日より新たに開設する「ビジネスdXストア」に正式採用され、ドコモを通じて、助成金・補助金申請支援サービス「dX助成金申請」を全国に展開するとしている。


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