前場コメント No.7 Oak、ACSL、ミネベアミツミ、PSS、ピアラ、マツキヨココカラ

2021/12/01(水) 11:36
★10:34  Oak キャピタル-急騰 CSSHDに資本参加 取得価額1.6億円
 Oak キャピタル<3113.T>が急騰。同社は11月30日、CSSホールディングス<2304.T>の株式を取得し、資本参加すると発表した。

 取得株数は60万株(議決権所有割合11.72%)。取得価額は1.6億円としている。また、CSSホールディングス<2304.T>も急騰している。

★10:35  ACSL-大幅続伸 日本郵便が実施する配送試行にドローン提供
 ACSL<6232.T>が大幅続伸。同社は11月30日、日本郵政<6178.T>グループの日本郵便が実施するドローンおよび配送ロボットの連携による配送試行に、同社の国産ドローン「ACSL-PF2」を提供すると発表した。

 同社は6月15日に公表した通り、日本郵便および日本郵政キャピタルと業務提携契約を締結し、ドローンの自動配送による「配送高度化」などについて検討を進めてきた。今回はその一環となり、対象地区においてドローンから配送ロボットへ郵便物などを受け渡し、配送ロボットが受取人宅へ配送する。この取り組みによって、中山間地における省人化配送モデルの検証を行うとしている。

★10:47  ミネベアミツミ-SBIが目標株価引き上げ 複数の業績ドライバーによる成長期待が不変
 ミネベアミツミ<6479.T>が続伸。SBI証券では、複数の業績ドライバーによる成長期待が不変と評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を4000円→4450円と引き上げた。

 会社側は、23/3期営業利益を1000億円、24/3期は最低で1150億円を想定。増益ドライバーには、ミニチュアベアリングの増産寄与や、大手顧客向けにセンサーシフト式OIS(手振れ補正デバイス)搭載モデルが拡大することなどを挙げている。SBIでは、かつてのスマホ用液晶バックライトのような構造的にシュリンクする事業が見当たらないことから、マクロ景気が大きく悪化しない前提では会社側の増益シナリオが実現する蓋然性は高いと認識している。

★10:52  PSS-急騰 オミクロン株国内発生に備え変異株PCR検査を準備と伝わる
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が急騰。政府がオミクロン株の国内発生に備え、「変異株PCR検査の準備を進めている」と明らかにしたことが材料。

 複数メディアにおいて、松野官房長官が「より早期に変異株を検出できる変異株PCR検査の準備を進めており、これらにより発生動向を監視し、早期の感染拡大防止策を講じる」とコメントしており、PCR検査関連事業を手がける同社に買いが入っている。

★11:06  ピアラ-大幅高 E-Medicalに投資を実行
 ピアラ<7044.T>が大幅高。同社は11月30日、セルフ美容ボックスサービス「eclat」を構想するE-Medical(東京都渋谷区)に投資を実行したと発表した。

 E-Medicalは、アプリからボックスを予約し、セルフエステやセルフネイルが行えることに加え、病院に行かずに医師の診察を受けることのできるオンライン診療の実施を構想。同社は、E-Medicalのマーケティングを独自ツールを用いて支援し、集客やCRMを担う予定。さらに今後は、オンライン診療において、同社のオンライン接客ツール「リモートせっきゃくん」の提供や、ドクターズサプリやコスメなどの事業展開を検討している。

★11:07  マツキヨココカラ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 都市部店舗の販売回復など確認したい
 マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>が5日続落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、都市部店舗の販売回復と統合後の早期シナジー創出を確認したいとし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5400円→5200円に引き下げた。

 三菱UFJMSでは、「都市型店舗の販売回復と早期のココカラファイングループとの統合効果の実現」といったエクイティストーリーは変更ないが、ドラッグストア業界のなかで同社の特徴ともいえる「都市部店舗」の売り上げが本格的に回復したとはいえないと指摘。統合効果の注目度は高いが、いずれにしても確認はこれからだとしている。


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