後場コメント No.2 レーザーテク、OLC、邦チタニウム、ウェーブロック、ソニーG、セコム
★12:58 レーザーテック-反発 世界半導体市場統計 22年は9%増予測
レーザーテック<6920.T>が反発。世界半導体市場統計(WSTS)が11月30日、2022年の世界の半導体市場が60兆1490億円(前年比8.8%増)になる予測だと発表したことが材料視されている。
公表文では、パンデミック以降、在宅勤務授業に必要なパソコンやタブレット、家庭で楽しめるビデオ配信・ゲーム機の需要が拡大したほか、スマートフォンの5G化が進み、データ通信量が飛躍的に増大することでクラウドサービスなどのインフラ投資需要も高まっており、この傾向が現在も継続していると説明。足下は一部の電子機器生産が弱含んでいるものの、エンドマーケットの需要は引き続き強いとの見方から特段の反動減を想定せず、2022年はさらなる成長が予測されるとしている。
このことを受け、半導体関連の同社株も買いが優勢となっている。
レーザーテック<6920.T>が反発。世界半導体市場統計(WSTS)が11月30日、2022年の世界の半導体市場が60兆1490億円(前年比8.8%増)になる予測だと発表したことが材料視されている。
公表文では、パンデミック以降、在宅勤務授業に必要なパソコンやタブレット、家庭で楽しめるビデオ配信・ゲーム機の需要が拡大したほか、スマートフォンの5G化が進み、データ通信量が飛躍的に増大することでクラウドサービスなどのインフラ投資需要も高まっており、この傾向が現在も継続していると説明。足下は一部の電子機器生産が弱含んでいるものの、エンドマーケットの需要は引き続き強いとの見方から特段の反動減を想定せず、2022年はさらなる成長が予測されるとしている。
このことを受け、半導体関連の同社株も買いが優勢となっている。
★13:05 OLC-SMBC日興が目標株価引き上げ 将来への施策は打っている
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。SMBC日興証券では、当面は入園者数制限は続くとみるが、将来への施策は打っていると指摘。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は15600円から17000円に引き上げた。
当面は業界ガイドラインに沿った対応により入園者数の制限は続くとみる一方、厳しい環境下でも収益確保・将来に向けた施策(コスト削減、変動価格制の導入・価格見直し、体験価値向上策など)がうたれている点を評価。株価は中期での高い成長期待(パーク拡張、ゲスト単価向上)を概ね織り込んでいるとみており、引き続き今後の成長戦略(ゲスト単価と入園者数のバランス、デジタル戦略等)に注目している。
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。SMBC日興証券では、当面は入園者数制限は続くとみるが、将来への施策は打っていると指摘。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は15600円から17000円に引き上げた。
当面は業界ガイドラインに沿った対応により入園者数の制限は続くとみる一方、厳しい環境下でも収益確保・将来に向けた施策(コスト削減、変動価格制の導入・価格見直し、体験価値向上策など)がうたれている点を評価。株価は中期での高い成長期待(パーク拡張、ゲスト単価向上)を概ね織り込んでいるとみており、引き続き今後の成長戦略(ゲスト単価と入園者数のバランス、デジタル戦略等)に注目している。
★13:14 東邦チタニウム-4日ぶり反発 チタン国内価格交渉 2年ぶり値上げで大筋決着と伝わる
東邦チタニウム<5727.T>が4日ぶり反発。チタンの国内価格交渉が2年ぶりの値上げで大筋決着したと伝わったことが材料視されている。
1日12時15分の日本経済新聞電子版記事によれば、チタン製品の原料となるスポンジチタンの2021年度の大口需要家向け価格は前年度比で1割弱高くなったという。原料の鉱石価格が2年で6割高と高騰し、生産者側が値上げを要求。航空機向けなどの部品需要は回復途上だが、素材の安定確保のため需要家が受け入れたようだ。
鉱石とインゴット(塊)の中間素材であるスポンジチタンの価格は、生産者の同社と大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が、チタン板などの展伸材をつくる需要家の日本製鉄<5401.T>や神戸製鋼所<5406.T>など高炉と年度ごとに交渉して決めるとしている。
値上げにより収益改善が期待できるとの見方から、チタン関連株が買われている。非鉄原料の専門商社であるアルコニックス<3036.T>や酸化チタンを扱うチタン工業<4098.T>なども高い。
東邦チタニウム<5727.T>が4日ぶり反発。チタンの国内価格交渉が2年ぶりの値上げで大筋決着したと伝わったことが材料視されている。
1日12時15分の日本経済新聞電子版記事によれば、チタン製品の原料となるスポンジチタンの2021年度の大口需要家向け価格は前年度比で1割弱高くなったという。原料の鉱石価格が2年で6割高と高騰し、生産者側が値上げを要求。航空機向けなどの部品需要は回復途上だが、素材の安定確保のため需要家が受け入れたようだ。
鉱石とインゴット(塊)の中間素材であるスポンジチタンの価格は、生産者の同社と大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が、チタン板などの展伸材をつくる需要家の日本製鉄<5401.T>や神戸製鋼所<5406.T>など高炉と年度ごとに交渉して決めるとしている。
値上げにより収益改善が期待できるとの見方から、チタン関連株が買われている。非鉄原料の専門商社であるアルコニックス<3036.T>や酸化チタンを扱うチタン工業<4098.T>なども高い。
★13:14 ウェーブロック-一時急騰 金属調加飾フィルムが米リビアンのEVに採用と伝わる
ウェーブロックホールディングス<7940.T>が一時急騰。日刊自動車新聞電子版は1日、同社傘下のウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーが、米電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブのピックアップトラック「R1T」のスキッドプレートに金属調加飾フィルムが採用されたと報じた。
記事によれば、リビアンは環境に配慮された技術や部品の搭載をめざしており、メッキ加工の代替えとして金属調加飾フィルムが採用されたとしている。株価は高いところで一時前日比6%上昇する場面があった。
ウェーブロックホールディングス<7940.T>が一時急騰。日刊自動車新聞電子版は1日、同社傘下のウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーが、米電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブのピックアップトラック「R1T」のスキッドプレートに金属調加飾フィルムが採用されたと報じた。
記事によれば、リビアンは環境に配慮された技術や部品の搭載をめざしており、メッキ加工の代替えとして金属調加飾フィルムが採用されたとしている。株価は高いところで一時前日比6%上昇する場面があった。
★13:16 ソニーグループ-続伸 ソニー生命社員を詐欺容疑で逮捕 170億円不正送金か=日経
ソニーグループ<6758.T>が続伸。日本経済新聞電子版は1日13時、同社グループのソニー生命保険の海外連結子会社の銀行口座から、正規の取引を装って約170億円を外部の銀行口座に不正に送金したとして、警視庁捜査2課がソニー生命社員の30代の男を詐欺の疑いで逮捕したことが同日、捜査関係者の話で分かったと報じた。
記事によれば、同課が送金後の資金の流れなどについて調べているもよう。ソニー生命は発覚後に社内に対策本部を設置して調査を進めるとともに、警視庁に被害を相談、金融庁にも報告をしており、8月には約170億円の未承認の送金があったことを公表。同社の保険契約者への影響は無いとした上で、捜査当局と連携して原因究明や資金回収を進めるとしている。なお、株価に対する反応は限定的だ。
ソニーグループ<6758.T>が続伸。日本経済新聞電子版は1日13時、同社グループのソニー生命保険の海外連結子会社の銀行口座から、正規の取引を装って約170億円を外部の銀行口座に不正に送金したとして、警視庁捜査2課がソニー生命社員の30代の男を詐欺の疑いで逮捕したことが同日、捜査関係者の話で分かったと報じた。
記事によれば、同課が送金後の資金の流れなどについて調べているもよう。ソニー生命は発覚後に社内に対策本部を設置して調査を進めるとともに、警視庁に被害を相談、金融庁にも報告をしており、8月には約170億円の未承認の送金があったことを公表。同社の保険契約者への影響は無いとした上で、捜査当局と連携して原因究明や資金回収を進めるとしている。なお、株価に対する反応は限定的だ。
★13:28 セコム-4日ぶり反発 日本初のショックボタン操作不要なオートショックAED発売
セコム<9735.T>が4日ぶり反発。同社は1日、心停止状態の傷病者の救命に使用するAED(自動体外式除細動器)として、日本ストライカー(東京都文京区)が国内で初めて承認を得た、ショックボタン操作を行わなくてもAEDが自動的に電気ショックを与えるオートショックAED「AED 360P」を発売すると発表した。
「AED 360P」は、傷病者の心電図解析をしたのち必要と判断された場合に自動的に電気ショックを与える。このため救助者の不安やストレスの軽減や、傷病者への処置が遅れるリスクの低減が期待でき、多くの国でオートショックAEDが浸透しているという。こうしたオートショックAEDの特徴やメリットを踏まえ、発売に至ったとしている。
セコム<9735.T>が4日ぶり反発。同社は1日、心停止状態の傷病者の救命に使用するAED(自動体外式除細動器)として、日本ストライカー(東京都文京区)が国内で初めて承認を得た、ショックボタン操作を行わなくてもAEDが自動的に電気ショックを与えるオートショックAED「AED 360P」を発売すると発表した。
「AED 360P」は、傷病者の心電図解析をしたのち必要と判断された場合に自動的に電気ショックを与える。このため救助者の不安やストレスの軽減や、傷病者への処置が遅れるリスクの低減が期待でき、多くの国でオートショックAEDが浸透しているという。こうしたオートショックAEDの特徴やメリットを踏まえ、発売に至ったとしている。
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