アイロムG-後場下げ幅縮小 改良ベクター技術が欧州で特許査定
アイロムグループ<2372.T>が後場下げ幅縮小。同社は2日12時、子会社のIDファーマが基盤技術であるセンダイウイルスベクターについて効率を高めた改良ベクター技術を開発し、欧州における特許査定を受けたと発表した。
この特許技術は、センダイウイルスベクターの遺伝子配列を改良することにより、ベクターに搭載された遺伝子を一過的に高発現とすることや、ベクターを迅速に除去するまたはベクターを増加させるなど、目的に応じてベクターをコントロールすることが可能となるものだという。
この特許技術を用いたセンダイウイルスベクターは、細胞治療や再生医療における応用、がんを標的とする治療ベクターとしてより有用なウイルスベクターになるとしている。
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