三菱ケミカルHD-4日続伸 田辺三菱製薬子会社の新型コロナワクチンが第3相試験で良好な結果を確認
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が4日続伸。同社傘下の田辺三菱製薬は、その連結子会社であるメディカゴ社(カナダケベック市)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防をめざして開発している植物由来のウイルス様粒子(Virus Like Particle、以下「VLP」)ワクチン(開発番号:MT-2766)の第2/3相臨床試験の第3相パートにおいて良好な有効性と安全性を確認したと、グラクソスミスクライン社(英国)と共同で発表した。
なお、MT-2766はGSKのパンデミックアジュバントを併用している。同試験実施期間中は主に変異株(オミクロン株を除く)が流行しており、同試験で認められた発症例はすべて変異株だった。すべての変異株におけるMT-2766のプラセボに対する有効性は71%だったとしている。
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