〔Market Flash〕半導体の23年はメモリーの動きがカギに~SBI

2022/01/05(水) 11:00
【11:00】半導体の23年はメモリーの動きがカギに~SBI  SBI証券では、22年の世界の半導体市場は3年連続のプラス成長が続くと予想している。ただし、23年はマイナス成長に転じる可能性が高いとも認識している。23年は半導体の4分の1を占めるDRAMやNANDといったメモリーの動向がカギになるとみている。メモリーは汎用品であることや巨額な設備投資を早期に回収するため、稼働率をこまめに調整できず、需給バランスのわずかな悪化でも価格が大きく下がりやすいとのこと。このため、今年後半辺りからは増産効果による市況悪化リスクに注意が必要と考えている。 【10:15】2021年のドル円はほぼ一貫してドル高・円安が進行~東海東京  東海東京調査センターでは為替リポートの中で、2021年は年初よりほぼ一貫してドル高・円安が進行した年であったとコメントしている。年間値幅は約13円と5年ぶりの振幅を伴う円安となったが、1985年のプラザ合意以降から数えると9番目に小さな値幅であり、取引量も極端に減少したとのこと。新型コロナウイルスショックを受けて主要国・地域中銀が極端な緩和策を打ち出した結果、世界的に金利がゼロ%近辺やマイナス金利となって日米金利差が極端に縮小したことが、ドル円の値動きを小さくした主因と東海東京では推測している。 【9:30】10-12月期の電力需要はコロナからの回復が見られる~SMBC日興  SMBC日興証券では、電力広域的運営推進機関が発表している電力需要と日本卸電力取引所が発表しているスポット価格の21年10-12月期実績をまとめている。電力需要は前年同期比1.4%増加し、コロナからの回復が見られたとのこと。電力スポット価格は大幅上昇。電力需要の回復、発電所の定期検査が集中したことによる供給力の不足感と、燃料価格の上昇などが価格水準の押し上げに寄与しているとSMBC日興では考えている。気象庁予報によると、22年1月は寒気の影響を受けやすいと予想されている。その一方で、コロナ感染者数は増加傾向にある。気温影響の追い風が期待される中、コロナ影響による下押しに再度注意したいとSMBC日興ではコメントしている。 【8:45】寄り前気配はきんでん、ブラザー、名銀、積水化が高い気配値  主力株の寄り前気配では、きんでん<1944>+8.33%、ブラザー<6448>+7.15%、名銀<8522>+6.86%、積水化<4204>+4.98%、スタンレ電<6923>+4.96%、日立<6501>+4.75%、滋賀銀<8366>+4.37%、トヨタ<7203>+4.25%、北越紀州<3865>+3.94%などが高い気配値。  一方、ニフコ<7988>-7.61%、アズビル<6845>-7.51%、アシックス<7936>-4.16%、東海理化<6995>-3.69%、三浦工<6005>-3.43%、シスメックス<6869>-3.40%、小糸製<7276>-2.91%、ローム<6963>-2.85%、博報堂DY<2433>-2.81%、日医工<4541>-2.76%などが安い気配値となっている。
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