後場コメント No.3 凸版印、アクサスHD、ポプラ、松竹、スターゼン、サイバネット

2022/04/14(木) 15:01
★13:45  凸版印刷-続伸 自治体向け保健医療データ分析ツール開発
 凸版印刷<7911.T>が続伸。同社は14日、自治体の保有するデータを基に、健診結果や医療レセプト情報などを分析できる「自治体向けBIツール」を開発したと発表した。

 このツールでは、データ分析に必要とされる複雑なグラフ化などの作業を省略し、直観的な操作で分析ができる。市単位、行政区や学区、町丁目ごとに分類し、地図やグラフ化が簡単に実現できることや、高いセキュリティ性なども特徴。2022年度までに30自治体への提供をめざすとしている。

★14:00  アクサスHD-後場上げ幅拡大 上期営業益27%増 上期計画上回る
 アクサスホールディングス<3536.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時50分、22.8期上期(9-2月)の連結営業利益は2.9億円(前年同期比26.6%増)だったと発表した。上期計画2.2億円(同4.8%減)を上振れた。

 卸売事業において、家飲み需要を取り込むために一般家庭向けの小売酒販店やネット販売店などへの販売強化に取り組んだ。不動産賃貸事業において、構造改革を実施する一環として不動産賃貸事業に転換した店舗の売り上げが全額計上され始めたことや、販管費の合理化に取り組んだことなども寄与した。

★14:11  ポプラ-後場急騰 今期最終黒字転換見込む 前期は計画上回る
 ポプラ<7601.T>が後場急騰。同社は14日14時、23.2期通期の連結純損益予想を1.3億円の黒字にすると発表した。6期ぶりの最終黒字を見込む。

 22.2期通期の連結純損益は5.2億円の赤字(前の期は13.2億円の赤字)だった。会社計画7.4億円の黒字を上回った。なお、ブランド転換・再オープンにかかる投資が先行したことや、希望退職者募集に伴い発生した事業構造改善費用を特別損失として計上したことなどもあり赤字となった。

★14:12  松竹-後場上げ幅拡大 今期営業損益6億円の黒字見込む 前期は40億円の赤字
 松竹<9601.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日14時、23.2期通期の連結営業損益予想を6.0億円の黒字(前期は40.1億円の赤字)だと発表した。市場コンセンサスは15.0億円の赤字。

 22.2期通期の連結営業損益は40.1億円の赤字(前の期は54.8億円の赤字)だった。13日に発表した上方修正通りの水準で着地した。

 また、23.2期の年間配当予想を30円(前期は0円)とした。

★14:26  スターゼン-3日ぶり反発 大商金山牧場と資本業務提携
 スターゼン<8043.T>が3日ぶり反発。同社は14日、大商金山牧場(山形県東田川郡)の発行済株式34%を取得し、資本業務提携契約を締結したと発表した。

 大商金山牧場は、東北地方において主に豚の生産、食肉の部分肉加工・アウトパック加工、加工食品の製造を行っている。今回の提携を通じて、東北エリアを中心とした営業面の相互補完による販売拡大や、食肉および食肉加工品の相互供給などに取り組むとしている。

★14:40  サイバネットシステム-3日続伸 AIを利用した大腸内視鏡画像診断ソフトウェアの研究結果が医学誌に掲載
 サイバネットシステム<4312.T>が3日続伸。同社は14日、AIを搭載した内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」の有用性に関する国際多施設共同研究の結果が、医学雑誌「New England Journal of Medicine」の姉妹紙で、主に臨床にフォーカスしたオンライン月刊誌「NEJM Evidence」に掲載されたと発表した。

 EndoBRAINを使用することによって内視鏡医の腫瘍診断における特異度(非腫瘍を非腫瘍であると識別する精度)は83.1%から85.9%に上昇した。また医師が自信をもって診断できる病変数の割合はEndoBRAINを使用することによって74.2%から92.6%と大幅に向上した。なお、主要評価項目である感度については、統計学上有意な差は認められなかったとしている。


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