ダイキン工業－大幅続伸 今期営業益7.5％増見込む 前期は32.6％増
ダイキン工業<6367.T>が大幅続伸。同社は10日に、23.3期通期の連結営業利益予想は3400億円（前期比7.5％増）と発表した。市場コンセンサスは3551億円。
環境・省エネ対応強化をチャンスとした販売拡大、差別化商品の積極投入、材料置換や基幹部品の標準化などによる変動費コストダウンの最大化に取り組むことで、過去に経験したことのないコストアップを跳ね返し、さらなる増益を目指すとしている。前提為替レートは1米ドル116円、1ユーロ126円。
22.3期通期の連結営業利益は3164億円（前の期比32.6％増）だった。空調・冷凍機事業が、国内業務用空調機器の業界需要が回復したことや、米州や中国が好調だったことなどにより、増益となった。また、化学事業が増益となったことも寄与した。
併せて、22.3期の期末配当を90円→110円（前期は80円）にすることも発表した。年間配当は180円→200円（前期は160円）となる。
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