【訂正】今日の株式見通し-軟調か 米国株の年初来安値更新基調が続く
先ほど配信した当該ニュースに誤りがありました。お詫びして訂正したします。
誤)注目の3月消費者物価指数(CPI)は前年比+8.3%。
正)注目の4月消費者物価指数(CPI)は前年比+8.3%。
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は326ドル安の31834ドルで取引を終えた。注目の4月消費者物価指数(CPI)は前年比+8.3%。前月分の+8.5%から伸びは鈍ったものの高水準となった。米10年債利回りは一時上昇した後に低下しており、金利上昇が加速するような事態とはならなかったが、株式の方はリスク回避の様相が強まる展開。序盤では直近の下げに対する押し目買いが優勢となり、400ドル超上昇したが、買いが続かず失速すると、終盤にかけて下げ幅を拡大。3指数がそろって年初来安値を更新した。グロース株が厳しい下げとなっており、ナスダックが3%超下落している。ドル円は足元129円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて415円安の25835円、ドル建てが400円安の25850円で取引を終えた。
米国株安を受けて売りが優勢になると予想する。長期金利が比較的落ち着いていたにもかかわらず3指数が安値を更新したことから、米株の下げ余地がまだ大きいとの警戒が強まる。本日も米国で4月生産者物価指数(PPI)の発表があり、この結果次第ではFRBの金融引き締めに対する警戒が一段と強まる可能性がある。日本は決算発表が多く、グロース色が薄く決算の内容が良いものに関しては、しっかり買いが入ると考える。その点は日本株の下値を支える要素となる。ただ、米国株の低迷が続く中では決算プレイも早売り傾向が強まりやすく、弱材料に敏感となる地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは25700円-26050円
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