今日の株式見通し-横ばいか ダウ平均は下落もナスダックは上昇
東京市場は横ばいか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇。ダウ平均は103ドル安の31730ドルで取引を終えた。序盤では強弱感が交錯し、中盤に大きく崩れたが、終盤にかけては押し目買いが入った。ダウ平均は600ドル超下げる場面もあった。ドル円は足元128円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円高の25800円、ドル建てが45円高の25815円で取引を終えた。
米国株はさえないがナスダックはプラスで終え、下げ止まりを期待させる動きを見せた。また、米4月生産者物価指数(PPI)は前年比+11.0%と高水準となったが、米10年債利回りは低下した。これらは売りを抑制する要素となる。一方、アップルが2%超下落しており、グロース株に対する警戒が払しょくされたわけではない。また、国内ではきのう引け後に指数寄与度の大きいソフトバンクGが大幅最終赤字決算を出している。強弱材料が混在する中、指数は方向感が出づらいと予想する。場中の値動きは不安定となりそうだが、下に振れれば押し目買いが入りやすい一方、上に振れれば戻り売りが上値を抑えることになるだろう。日経平均の予想レンジは25600円-25900円
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