ニコン-急落 今期最終益11%減見込む 前期は計画上回る
ニコン<7731.T>が急落。同社は12日、23.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を380億円(前期比11.0%減)、年間配当予想を40円(前期は40円)にすると発表した。市場コンセンサスは383億円。
映像事業では、半導体不足による供給問題の継続が見込む。精機事業では、FPD関連分野は大型パネル用、中小型パネル用の設備投資が堅調に推移する見込み。半導体関連分野は、設備投資が引き続き拡大基調になる想定としている。
22.3期通期の連結純損益は427億円の黒字(前の期は345億円の赤字)だった。会社計画390億円を上回った。映像事業が製品ミックスの改善による平均販売単価上昇効果に加え、為替の影響により大きく黒字に転じた。精機事業がFPD露光装置分野向けに大きく伸びたことなども寄与した。
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