前場コメント No.1 東エレク、ネクソン、ソフトバンクG、シスメックス、キリンHD、テルモ
★9:00 東京エレクトロン-買い気配 今期営業益20%増見込む 前期は87%増
東京エレクトロン<8035.T>が買い気配。同社は12日に、23.3期通期の連結営業利益予想は7160億円(前期比19.5%増)と発表した。市場コンセンサスは7011億円。
情報通信技術の拡充に伴うデータ社会への移行や脱炭素社会への取り組みを背景とした半導体の重要性の高まりに伴い、今後も半導体製造装置市場はさらなる成長が見込まれる。なお、23.3期通期の半導体製造装置の売上高予想は2兆2950億円(前期比18.1%増)、同FPD製造装置の売上高予想は550億円(前期比8.1%減)としている。
22.3期通期の連結営業利益は5993億円(前の期比86.9%増)だった。半導体製造装置について、ロジック/ファウンドリ向け半導体に対する設備投資が、最先端から成熟世代まで広い範囲で投資が堅調に推移したことなどが寄与した。
併せて、22.3期の期末配当を693円→760円(前期は421円)にすることも発表した。年間配当は1336円→1403円(前期は781円)となる。
東京エレクトロン<8035.T>が買い気配。同社は12日に、23.3期通期の連結営業利益予想は7160億円(前期比19.5%増)と発表した。市場コンセンサスは7011億円。
情報通信技術の拡充に伴うデータ社会への移行や脱炭素社会への取り組みを背景とした半導体の重要性の高まりに伴い、今後も半導体製造装置市場はさらなる成長が見込まれる。なお、23.3期通期の半導体製造装置の売上高予想は2兆2950億円(前期比18.1%増)、同FPD製造装置の売上高予想は550億円(前期比8.1%減)としている。
22.3期通期の連結営業利益は5993億円(前の期比86.9%増)だった。半導体製造装置について、ロジック/ファウンドリ向け半導体に対する設備投資が、最先端から成熟世代まで広い範囲で投資が堅調に推移したことなどが寄与した。
併せて、22.3期の期末配当を693円→760円(前期は421円)にすることも発表した。年間配当は1336円→1403円(前期は781円)となる。
★9:00 ネクソン-買い気配 1Q最終益は予想レンジの上限上振れ 為替差益計上が寄与
ネクソン<3659.T>が買い気配。同社は12日に、22.12期1Q(1-3月)の連結純利益は403億円(前年同期比12.5%減)だったと発表した。
1Qの連結営業利益予想は327億円~380億円だったので、レンジの上限を上振れた。為替相場における円安および韓国ウォン安の進行の影響から、同社および在外子会社が保有する外貨建現預金の期末為替レートによる評価替えなどにより発生した為替差益126億7000万円を金融収益に計上したことが寄与した。
併せて、22.12期上期の連結純利益予想(IFRS)は564億円~600億円(レンジ形式)にすると発表した。
ネクソン<3659.T>が買い気配。同社は12日に、22.12期1Q(1-3月)の連結純利益は403億円(前年同期比12.5%減)だったと発表した。
1Qの連結営業利益予想は327億円~380億円だったので、レンジの上限を上振れた。為替相場における円安および韓国ウォン安の進行の影響から、同社および在外子会社が保有する外貨建現預金の期末為替レートによる評価替えなどにより発生した為替差益126億7000万円を金融収益に計上したことが寄与した。
併せて、22.12期上期の連結純利益予想(IFRS)は564億円~600億円(レンジ形式)にすると発表した。
★9:01 ソフトバンクG-6日ぶり反発 前期最終損益1兆7080億円の赤字も悪材料出尽くし
ソフトバンクグループ<9984.T>が6日ぶり反発。同社は12日、22.3期通期の連結純損益(IFRS)が1兆7080億円の赤字(前期は4兆9880億円の黒字)だったと発表した。
ソフトバンクビジョンファンド(SVF)1およびSVF2などからの投資損失3兆7388億円を計上したことが影響した。
23.3期通期の業績予想は非開示とした。株価は業績悪化を織り込んで足もと下落しており、きょうは悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が6日ぶり反発。同社は12日、22.3期通期の連結純損益(IFRS)が1兆7080億円の赤字(前期は4兆9880億円の黒字)だったと発表した。
ソフトバンクビジョンファンド(SVF)1およびSVF2などからの投資損失3兆7388億円を計上したことが影響した。
23.3期通期の業績予想は非開示とした。株価は業績悪化を織り込んで足もと下落しており、きょうは悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
★9:01 シスメックス-買い気配 今期営業益13%増見込む 前期は35%増
シスメックス<6869.T>が買い気配。同社は12日、23.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を760億円(前期比12.7%増)、年間配当予想を80円(前期は76円)にすると発表した。市場コンセンサスは757億円。
製品ラインアップの拡充や販売・サービス体制の強化などにより、売り上げ・利益ともに伸長する想定。
22.3期通期の連結営業利益は674億円(前の期比34.8%増)だった。会社計画660億円を上回った。EMEA地域での売り上げが好調に推移したことと、為替レートが前回予想時より円安基調で推移したこと、コロナ禍における活動制限などにより販管費が想定よりも減少したことが寄与した。
併せて、期末配当を従来予想の37円に対し39円(21.3期末は36円)に決定したことも発表した。
シスメックス<6869.T>が買い気配。同社は12日、23.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を760億円(前期比12.7%増)、年間配当予想を80円(前期は76円)にすると発表した。市場コンセンサスは757億円。
製品ラインアップの拡充や販売・サービス体制の強化などにより、売り上げ・利益ともに伸長する想定。
22.3期通期の連結営業利益は674億円(前の期比34.8%増)だった。会社計画660億円を上回った。EMEA地域での売り上げが好調に推移したことと、為替レートが前回予想時より円安基調で推移したこと、コロナ禍における活動制限などにより販管費が想定よりも減少したことが寄与した。
併せて、期末配当を従来予想の37円に対し39円(21.3期末は36円)に決定したことも発表した。
★9:01 キリンHD-反発 1Q最終益3%増 金融収益の増加や法人所得税費用の減少が寄与
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社は12日に、22.12期1Q(1-3月)の連結純利益(IFRS)は174億円(前年同期比2.5%増)だったと発表した。金融収益の増加や法人所得税費用の減少などが寄与した。
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社は12日に、22.12期1Q(1-3月)の連結純利益(IFRS)は174億円(前年同期比2.5%増)だったと発表した。金融収益の増加や法人所得税費用の減少などが寄与した。
★9:01 テルモ-買い気配 今期営業益14%増見込む 前期は18%増
テルモ<4543.T>が買い気配。同社は12日、23.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1320億円(前期比13.8%増)だと発表した。市場コンセンサスは1350億円。
為替の想定レートは1ドル=125円、1ユーロ=135円としている。
22.3期通期の連結営業利益は1160億円(前の期比17.9%増)だった。製造費や輸送費の高騰によるコスト増加の影響を受けたものの、心臓血管カンパニーを中心とした売上収益の増加が寄与した。
また、23.3期の年間配当予想を36円(前期は34円)とした。
テルモ<4543.T>が買い気配。同社は12日、23.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1320億円(前期比13.8%増)だと発表した。市場コンセンサスは1350億円。
為替の想定レートは1ドル=125円、1ユーロ=135円としている。
22.3期通期の連結営業利益は1160億円(前の期比17.9%増)だった。製造費や輸送費の高騰によるコスト増加の影響を受けたものの、心臓血管カンパニーを中心とした売上収益の増加が寄与した。
また、23.3期の年間配当予想を36円(前期は34円)とした。
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