後場コメント No.1 住友ベ、光通信、DIC、NSW、サンドラッグ、いちよし

2022/05/16(月) 15:01
★12:30  住友ベークライト-後場上げ幅拡大 今期最終益15%増見込む 前期は39%増
 住友ベークライト<4203.T>が後場上げ幅拡大。同社は16日11時30分に、23.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は210億円(前期比14.8%増)と発表した。市場コンセンサスは599億円。

 社会や環境の急激な変化を成長の機会と捉え、社会の課題解決に貢献する価値創造を通じて、「未来に夢を提供する会社」を目指すことを中期経営計画に掲げ、持続的な成長と進化を続けることで競争力ある製品やサービスを創出するとしている。
 
 併せて発表した、22.3期通期の連結営純益は183億円(前の期比38.6%増)だった。原料価格高騰に対して継続的な販売価格改定や原価改善および固定費の適正化に努めたことに加え、各セグメントでの売り上げ増加が寄与が寄与した。

★12:32  光通信-後場売り気配 今期営業益7%減見込む 前期は20%増
 光通信<9435.T>が後場売り気配。同社は16日12時、23.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を770億円(前期比7.3%減)、年間配当予想を508円(前期は491円)にすると発表した。ストック利益は増加する一方で、一過性収益の減少を見込む。市場コンセンサスは874億円。

 22.3期通期の連結営業利益は830億円(前の期比19.9%増)だった。顧客契約数の増加に伴い、将来の安定した収益源となるストック利益が増加したことが寄与した。

★12:34  DIC-4日続落 1Q営業益16%減 一部製品でコストの増加補えなず
 DIC<4631.T>が4日続落。同社は16日12時に、22.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は117億円(前年同期比16.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは121億円。

 前年から引き続き幅広い製品において価格対応に取り組み、エネルギー、物流および原料コスト増加分の転嫁を試みたが、パッケージング&グラフィックやファンクショナルプロダクツの一部製品において、コストの増加を十分補えなかったことが響いた。

★12:36  NSW-後場マイナス転換 今期営業益2%増見込むも利益確定売り
 NSW<9739.T>が後場マイナス転換。同社は16日11時30分、23.3期通期の連結営業利益予想を50.0億円(前期比1.6%増)だと発表した。

 サービスソリューション事業において、セグメント増益を計画している。

 22.3期の連結営業利益は49.2億円(前の期比17.2%増)だった。官公庁・団体向けをはじめ、製造業向けや保険業向けシステム開発などが堅調に推移した。なお、株価は決算期待から前場は買いが優勢だったが、利益確定売りによりマイナスに転じている。

★12:39  サンドラッグ-急落 今期営業益4%増見込むもコンセンサス下回る
 サンドラッグ<9989.T>が急落。同社は13日、23.3期通期の連結営業利益予想を354億円(前期比3.8%増)、年間配当予想を72円(前期は71円)にすると発表した。市場コンセンサスは378億円。

 国内店舗網のさらなる拡大に向け新規出店の加速、EC事業および調剤事業の拡大を図る。今期はグループ合計で100店舗の新規出店を計画するとしている。

 22.3期通期の連結営業利益は341億円(前の期比8.7%減)だった。会社計画368億円を下回った。ドラッグストア事業における前年の巣ごもり消費需要の反動減や、化粧品需要低迷の継続、原油高に伴う光熱費の増加などが響いた。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★12:50  いちよし証券-後場プラス転換 上限200万株・14億円の自己株取得へ 割合は5.5%
 いちよし証券<8624.T>が後場プラス転換。同社は16日12時に、上限200万株・14億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月17日~6月23日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は5.5%。

 併せて、自己株式200万株を5月23日に消却することも発表した。消却前の自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は5.5%。


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