前場コメント No.7 多摩川HD、Abalance、アルプスアル、DELTA-P、CS-C、アバール

2022/05/17(火) 11:32
★9:41  多摩川HD-急落 今期営業益は下限で83%見込む 前期は計画上回る
 多摩川ホールディングス<6838.T>が急落。同社は16日、23.3期通期の連結営業利益予想を0.7億円~1.7億円(レンジ形式:前期比82.7%減~56.1%減)、年間配当予想を5円~30円(前期は7円)にすると発表した。

 顧客からの契約納期に関して、部品納期の影響で製品納期を後倒しされた契約が増加しており、売り上げへの影響を見込むとしている。

 22.3期通期の連結営業利益は3.8億円(前の期比79.1%増)だった。会社計画3.3億円を上回った。


★9:47  Abalance-急騰 通期売上高予想を上方修正 3Q累計は2.8倍
 Abalance<3856.T>が急騰。同社は16日、22.6期通期の連結売上高予想を従来の385億円から700億円(前期比2.6倍)に上方修正すると発表した。

 太陽光パネル製造販売を営むベトナムVSUNにおいて、3Q(1-3月)も欧米市場を中心としたおう盛な受注が想定を超えて推移したことから見通しを引き上げた。部材価格の値上がりなどを踏まえ、利益予想は据え置いた。

 22.6期3Q累計(7-3月)の連結売上高は557億円(前年同期比2.8倍)、連結営業利益は7億円(同42.1%減)だった。

★9:50  アルプスアルパイン-JPモルガンが目標株価引き上げ 利益のアプリケーションミックス急転換を予想
 アルプスアルパイン<6770.T>が続伸。JPモルガン証券では、今後の3年で利益のアプリケーションミックス急転換を予想。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価は1500円→1700円に引き上げた。

 2Q22以降、アルプス物流の持分適用への移行を織り込んだ上で営業利益予想を大幅上方修正。目標株価を引き上げた。これまで北米スマホ向けカメラアクチュエータが業績動向を大きく左右していたが、今年度より車載事業の利益回復、拡大により利益面でのアプリケーションミックス転換が急速に進む見通し。また、23年度以降は自動車コックピットの差別化につながるデジタルキャビンビジネスの業績寄与が見込まれ、会社が期待するような10%弱のマージンを確保できるようであれば、さらなるマルチプル上昇にもつながるとみている。

★9:53  デルタフライ-一時ストップ安 DFP-10917申請を1年延期へ
 Delta-Fly Pharma<4598.T>が一時ストップ安。同社は16日、22.3期決算説明会を開催し、同社が急性骨髄性白血病を対象に開発を進めていたDFP-10917について、申請および上市予定を従来の見込みより約1年延期したことが材料。

 米国で進めている第三相試験について、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、医療施設の拡大など行ったが、医師、医療従事者の不足などにより、目標症例登録数が未達となった。今期は目標症例登録者150人に向け着実に治験を推進するとしている。

★9:55  CS-C-急騰 上期営業益2.1倍 利益率の高い「C-mo」伸びる
 CS-C<9258.T>が急騰。同社は16日、22.9期上期(10-3月)の営業利益は1.3億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。利益率の高いSaaS型統合マーケティングツール「C-mo」の受注伸長が寄与した。

★10:04  アバールデータ-急騰 今期営業益14%増見込む 前期は10%増
 アバールデータ<6918.T>が急騰。同社は16日、23.3期通期の連結営業利益予想を22.0億円(前期比14.2%増)、年間配当予想を94円(前期は85円)にすると発表した。

 半導体製造装置の拡大基調が継続する見込み。設備の最適化、新ビジネスモデルの生産体制の構築などにより収益性向上に努めるとしている。

 22.3期通期の連結営業利益は19.3億円(前の期比9.5%増)だった。半導体製造装置の制御部が堅調だったことなどが寄与した。


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