前場コメント No.6 SANKOMF、豊田織機、キヤノン、イビデン、レーザーテク、ブランディン

2022/05/18(水) 11:31
★9:13  SANKO MF-急騰 水産卸の綜合食品を子会社化
 SANKO MARKETING FOODS<2762.T>が急騰。同社は17日、東京都中央卸売市場の卸売業者である綜合食品(東京都江東区)を子会社化すると発表した。

 同社は水産事業6次産業化モデルの構築を中期事業計画の骨子にしている。綜合食品の子会社化により豊洲市場の集荷および分配の機能を持つことで、同モデルの構築スピードが確実に向上するほか、荷主や顧客との太いパイプラインの獲得につながるとした。

★9:19  豊田自動織機-急騰 北米でエンジン式フォークリフトの出荷再開
 豊田自動織機<6201.T>が急騰。同社は17日、北米で出荷を停止していたエンジン式フォークリフトについて、主力機種である小型LPG車のエンジン認証を取得し、12日(現地時間)より出荷を再開したと発表した。

 23.3期の業績予想に変更はないとしている。

★9:19  キヤノン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 円安メリットも部材コスト上昇で一部オフセット
 キヤノン<7751.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、円安メリット享受も部材コスト上昇で一部オフセットと判断。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価を3300円→3700円と引き上げた。

 22.12期には部材調達ひっ迫の影響が通期でマイナス寄与するが、上期は21.12期に部材不足などで供給しきれなかった部分の反動増が業績を支えるとの見方は継続。しかしながら、この要因が一巡する下期以降には、新型コロナ感染拡大による在宅勤務、在宅学習普及を背景にしたインクジェットプリンターやカメラのミラーレス新製品効果で堅調だった需要は次第に通常水準に落ち着いていくと考える。ただし前年下期比で大幅な円安であることもあり、下期の利益水準は前年同期比で増益となろうと指摘している。

★9:24  イビデン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 河間工場の稼働開始遅延で増産ペースダウンを懸念
 イビデン<4062.T>が変わらず挟み3日続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、河間工場Cell-6の稼働開始遅延で増産ペースダウンを懸念。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8000円→6400円に引き下げた。

 河間工場Cell-6は設備納期遅延により、稼働開始時期が24/3期3Qから25/3期1Qに後ズレする見込み。能力増強ペース緩慢化、固定費増加などを織り込み、営業利益予想は23/3期を旧予想比50億減の750億円、24/3期を同180億円減の760億円へ修正した。一方、長期目線では揖斐郡大野町に取得した土地にて、継続的な増産投資を図る意思を表明している点に注目。MPU顧客層の拡大に向けた戦略に期待している。

★9:37  レーザーテック-大幅高 AMDが投資判断引き上げで急騰 SOX指数5%高
 レーザーテック<6920.T>が大幅高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅上昇が材料視されている。

 17日の米国市場ではハイテク株主体のナスダックが2.7%台の上昇となったほか、SOX指数が5%を超える上昇。アナリストの投資判断引き上げを好感したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が8.73%高となり、ほかの半導体株も軒並み高となった。

 このことを好感し、国内の半導体関連株にも買いが集まっている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、信越化学工業<4063.T>なども高い。

★9:38  ブランディン-3日ぶり反発 エスポアと業務提携
 ブランディングテクノロジー<7067.T>が3日ぶり反発。同社は17日、エスポア<3260.NG>と業務提携したと発表した。

 不動産に関する企画・開発・マネジメントを主軸とするエスポアの顧客に対し、中小不動産会社300社超のマーケティング支援実績を持つ同社が支援することで、顧客の不動産事業の効率化と同時に、集客およびデジタルマーケティング領域の強化を可能にするとしている。

 発表を受け、エスポアも大きく上昇している。


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