前場コメント No.5 HIS、イビデン、東エレク、タスキ、エムアップHD、日ケミコン

2022/05/26(木) 11:35
★9:24  HIS-大幅高 岸田首相が訪日観光客受け入れ 来月から再開を表明と伝わる
 H.I.S. HOLDINGS<9603.T>が大幅高。NHKが26日、新型コロナの水際対策をめぐって、岸田総理大臣が、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを同日にも表明する方針と報じたことが材料。

 報道によれば、上限2万人の枠の中で受け入れ、感染拡大を防ぐために、添乗員付きのツアー客などに限定する案が検討されている。

 報道を受け、旅行関連で同社に買いが入っている。HANATOUR JAPAN<6561.T>、エアトリ<6191.T>、アドベンチャー<6030.T>、オープンドア<3926.T>なども高い。

★9:31  イビデン-4日続落 新工場で半導体部品26年に量産開始 インテルに対応=日経
 イビデン<4062.T>が4日続落。日本経済新聞電子版は25日、同社が2026年後半にも、岐阜県大野町に建設予定の新工場で主力製品「半導体パッケージ基板」の量産を始めると報じた。

 記事によれば、データセンターに使うサーバー向けの製品などの需要が旺盛で、米インテルなど主要顧客の要望に対応する。量産に向け、必要な人材や材料の確保を急ぐとしている。

 なお、米エヌビディアの業績見通しが市場予想を下回ったことを受け、半導体関連全般が売られており、同社株も売りが優勢となっている。


★9:31  東京エレクトロン-反落 エヌビディアの2Q売上高見通しが市場予想下回る
 東京エレクトロン<8035.T>が反落。大手半導体メーカーである米エヌビディアの株価が、時間外で急落したことが嫌気されている。

 エヌビディアは25日、2Q(5-7月)の売上高が約81億ドル(約1兆300億円)の見通しになると発表し、市場予想84億ドルを上回った。中国のロックダウンやロシア事業停止の影響が膨らむとしている。

 エヌビディアの弱気な見通しを受け、国内の半導体製造関連も軟調に推移している。アドバンテスト<6857.T>、信越化学工業<4063.T>、イビデン<4062.T>、新光電気工業<6967.T>なども安い。

★9:31  タスキ-急騰 SaaS型土地仕入管理サービス提供開始
 タスキ<2987.T>が急騰。同社は25日、不動産業界向けのSaaS型土地仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」の提供を開始したと発表した。

 紙ベースによる管理が一般的だった土地所有者や仲介事業者から提供される土地情報を、不動産業を営む企業がPCやスマートフォンからクラウド上で一元管理・運用ができるSaaS型サービスで、すべての仕入情報をクラウドで管理することで、業務効率化が可能になるとしている。

★9:32  エムアップ-大幅高 子会社が福岡ソフトバンクホークスとNFTサービスを提供
 エムアップホールディングス<3661.T>が大幅高。同社は25日、連結子会社Tixplusが、福岡ソフトバンクホークスと共同で、福岡ソフトバンクホークス初のオリジナルNFTサービスとして「タカコレNEXT」6月10日から提供を開始すると発表した。

 臨場感溢れる試合での写真のほか、公式サービスならではの貴重なショットを使ったNFTカードを展開する予定としている。

★9:34  日本ケミコン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今期も生産性改善効果の上振れに期待
 日本ケミコン<6997.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、BBレシオ高水準、今期も生産性改善効果の上振れに期待。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2750円→2900円に引き上げた。

 営業利益予想は23/3期を旧予想比12億円減の100億円、24/3期を同12億円減の120億円に変更、25/3期を新たに140億円とした。アルミ電解コンデンサの 4Q(1-3月)BBレシオは1.2超(三菱UFJ推定)。車載チップ品、産機向け大型品、ハイブリッド品等を中心に、能力を上回る受注を受けるという。23/3期の課題は「増員・増備なき増産」の継続。生産性改善により供給能力が上昇すれば、業績上積みが期待される状況とみている。


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