前場コメント No.2 菊水電、ロードスター、アスカネット、マツダ、宝HD、スノーピーク

2022/06/20(月) 11:32
★9:01  菊水電子工業-売り気配 今期営業益10%減見込む コスト高を想定
 菊水電子工業<6912.T>が売り気配。同社は17日、開示が遅れていた23.3期通期の連結営業利益予想を9.3億円(前期比10.0%減)だと発表した。

 部品調達納期の長期化や調達価格など仕入コストの上昇、さらに資源価格の高騰による輸送費の上昇が予想されることから、減益を計画している。

 22.3期通期の連結営業利益は10.3億円(前の期は4.2億円)だった。なお、同期より「収益認識に関する会計基準」を適用しており、対21.3期増減率は記載していない。

★9:02  ロードスター-買い気配 特集「NEXT Company」 営業増益額が大きい企業1位=日経
 ロードスターキャピタル<3482.T>が買い気配。20日付けの日本経済新聞朝刊は、売上高300億円以下の中堅上場企業「NEXT Company」を対象に、2022年度に迎える決算期の営業利益について21年度比の増加額をランキングした結果、1位は不動産投資を手掛ける同社だったと報じた。

 記事によれば、物件売買の実績を武器に参入した資産管理事業が軌道に乗りつつあるという。22.12期の同事業の部門売上高は5億~8億円(前期は約2億円)をめざすもよう。全体に占める比率は数%だが、同社の岩野社長は「人件費しかかからず、リスクが少ない事業」だと説明したとしている。

★9:02  アスカネット-買い気配 20万株・2億円を上限に自社株買い 割合は1.19%
 アスカネット<2438.T>が買い気配。同社は17日、20万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月20日~10月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.19%となる。

★9:02  マツダ-反発 今秋から3%値上げ モデル改良なし 三菱自も=日経
 マツダ<7261.T>が反発。18日付けの日本経済新聞朝刊は、同社と三菱自動車<7211.T>が今秋、国内で新車の値上げに踏み切ると報じた。

 記事によれば、同社は主力小型車など2車種を、三菱自も主力の多目的スポーツ車(SUV)の価格を約3%引き上げるという。資源高や円安により高騰する原材料価格を転嫁するようだ。内外装やエンジンなどの機能を大きく変えるモデル改良以外で車の価格を引き上げるのは国内では異例としている。

 三菱自動車はプラグインハイブリッド車(PHV)の「アウトランダーPHEV」の2モデルを値上げするもよう。最上級モデル(車両本体価格532万円から)は15万円引き上げ、値上げ幅は3%弱となるようだ。両社とも納期が長期化しており、今後販売店で注文する際には多くの場合で新価格が適用されることになる見通しだとした。

★9:03  宝HD-3日続伸 宝酒造 1~12%値上げへ 10月から 今年2回目
 宝ホールディングス<2531.T>が3日続伸。同社は17日、傘下の宝酒造が焼酎、清酒、ソフトアルコール飲料、本みりん、料理清酒、輸入酒などの価格を値上げすると発表した。

 価格改定率は参考小売価格で1~12%程度。今年2回目の値上げとなり、今回は10月1日出荷分から実施する。国際情勢の混乱などの影響を受け、前回の値上げ発表以降も粗留アルコールやコーンなどの原料価格、エネルギー価格などが上昇し続けているためとしている。

★9:03  スノーピーク-買い気配 5月売上高42%増 4月は30%増
 スノーピーク<7816.T>が買い気配。同社は17日、5月度の月次売上高を発表した。同月の連結合計売上高は前年同月比41.9%増となった。4月は同29.8%増だった。大型連休に合わせる形で小売店舗におけるキャンプ商品の販売が好調に推移した。


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