前場コメント No.4 レオパレス21、サンオータス、INPEX、東海理化、窪田製薬、Oak

2022/06/20(月) 11:32
★9:06  レオパレス-小動き 契約業務の一部集約 2拠点に=日経
 レオパレス21<8848.T>が小動き。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が業務効率化を加速すると報じた。

 記事によれば、全国の店舗などで行う契約業務の一部を2つの拠点に集約するもよう。支店で働く従業員の業務時間を全体で4割強減らし、入居率上昇に向けた営業活動に充てる。コールセンターの運営も外部企業に委託しコスト削減を狙う。債務超過は解消したなか、業績改善を一段と進めるとしている。

★9:15  サンオータス-売り気配 今期営業益4%増見込むも利益確定売り
 サンオータス<7623.T>が売り気配。同社は17日、23.4期通期の連結営業利益予想を3.0億円(前期比3.5%増)、年間配当予想を17円(前期は15円)にすると発表した。

 エネルギー事業における燃料販売の適性マージン確保や、カービジネス事業における中古車販売および整備サービス部門で収益の下支え強化などに取り組む。

 22.4期通期の連結営業利益は2.9億円(前の期比37.1%増)だった。カービジネス事業のコスト最適化に努めたことなどが寄与した。

 なお、株価は決算期待などで大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。

★9:15  INPEX-急落 NY原油先物価格が下落 各国中央銀行の利上げで景気減速を警戒
 INPEX<1605.T>が急落。17日の米国市場で、7月限WTI原油先物価格が、終値で前営業日比8.03ドル(6.8%)安の1バレル=109.56ドルに下落したことが材料。

 欧米各国の中央銀行による金融引き締めにより、世界景気が減速するとの見方から、エネルギー需要減を警戒する売りが優勢となった。

 原油先物価格の下落を受けて、同社株価も急落している。株価は安いところで前日比6.7%下落する場面があった。石油資源開発<1662.T>、出光興産<5019.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>、日揮ホールディングス<1963.T>なども安い。

★9:16  東海理化-東海東京が投資評価引き上げ 戦略投資の加速が本格化
 東海理化<6995.T>が反発。東海東京調査センターでは、戦略投資の加速が本格化と指摘。レーティングは「Neutral」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は1930円から1830円に引き下げた。

 東海東京では、22/3期実績ならびにガイダンス、足元の事業環境をふまえて業績予想を修正した。トヨタグループの世界生産台数を、23/3期820万台(前年比0.5%増)、24/3期 980万台(同19.5%増)、25/3期1050万台(同7.1%増)と予想。トヨタ車増産やトヨタ外を含む受注増、固定費管理によって収益回復基調を見込んでいる。23/3期予想を売上高5500億円(同12.9%増)および営業利益130億円(同41.1%増)とした。24/3期でも同様に5700億円(同3.6%増)、150億円(同15.4%増)を予想している。

★9:20  窪田製薬-買い気配 近視矯正「Kubota Glass」 米国で販売開始
 窪田製薬ホールディングス<4596.T>が買い気配。同社は20日、近視矯正の「Kubota Glass」について、米国で販売を開始したと発表した。

 初期段階は、取り扱い眼科病院でのみ販売する。取り扱い眼科病院では、アフターケアを含めた「Kubota Glass」の処方全般を行なう予定。現時点では、Manhattan Vision Associates(米国ニューヨーク州)での取り扱いが確定した。今後も「Kubota Glass」の取り扱い眼科病院を増やすことで販路を拡大しつつ、将来的には個人が直接購入できる仕組みを整えるとしている。

★9:32  Oak キャピタル-大幅高 新中計を策定 売上高上限145億円めざす
 Oak キャピタル<3113.T>が大幅高。同社は17日、23.3期を初年度とする25.3期までの中期経営計画を策定したと発表した。

 25.3期売上高129.0億円~145.0億円、同営業利益は15.0億円~21.0億円のレンジをめざすとしている。


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