前場コメント No.6 新電工、東電力HD、フルッタフルッタ、nmsHD、第一商品、やまみ

2022/06/27(月) 11:30
★9:58  新電工-みずほが目標株価引き上げ 中期成長期待は不変、アク抜けを待つ
 新光電気工業<6967.T>が続伸。みずほ証券では、中期成長期待は不変、アク抜けを待つとコメント。投資評価は「買い」を継続、目標株価は5500円→6300円に引き上げた。

 最近の株価調整と事業環境の変化を受けて業績予想を見直した。結論としては、短期的に下振れリスクが考えられるものの、FC(ABF)パッケージの構造的成長への期待は不変で、24/3期から再び好転に向かうと考えている。株価調整も既に進展していると指摘。下振れリスクが顕在化するまで足踏みとなる可能性はあるとしながらも、顕在化後は切り返すと考えている。タイミングは現時点で23年1-3月期と想定している。

★9:59  東電力HD-急騰 需給ひっ迫注意報を発令 原発再稼働巡り思惑
 東京電力ホールディングス<9501.T>が急騰。経済産業省が26日に、初めての需給ひっ迫注意報を発令したと伝わったことが材料視されているもよう。

 27日付けの日本経済新聞朝刊によれば、同社の東京電力管内で27日に電力需給が厳しくなる見通しのためだという。想定よりも気温が高くなり、同日夕に電力の最大需要に対する供給の余力を示す予備率が5%を下回る見込みだとしている。

 電力需給ひっ迫を背景に、原子力発電の再稼働を巡って論調が強まるとの思惑もあり、同社株に買いが集まっているようだ。中部電力<9502.T>、関西電力<9503.T>など電力株が軒並み高い。

★10:13  フルッタフルッタ-急騰 トロント大学のアサイー臨床試験終了
 フルッタフルッタ<2586.T>が急騰。同社は24日、トロント大学が行っているアサイーを使用した臨床試験が終了したと発表した。試験データの統計化などについては、2022年12月に完了予定としている。

★10:14  nms-急騰 住友商事「ベトナム・TLIPs」で製造支援サービス拡充
 nms ホールディングス<2162.T>が急騰。同社は27日、住友商事<8053.T>がベトナムで運営するTLIPs(タンロン工業団地・第二タンロン工業団地・第三タンロン工業団地)において、製造支援サービスを拡充すると発表した。

 これまで個別企業で行っていた人材採用・教育を、同社の一元化によって最適化とコストダウンを行う。また、日本および海外を含め各工業団地で働く人材へ評価制度を導入し、これによる人材流出防止と高技能人材育成を実施するなど、各取り組みを進めるとしている。

★10:28  第一商品-大幅高 ロシア金禁輸で4カ国が合意と伝わる
 第一商品<8746.T>が大幅高。ロイター通信は27日、主要7カ国(G7)首脳会議が26日(現地時間)に開幕し、そのなかで日米英カナダの4カ国が対ロシア制裁を強化し侵攻の資金源を断つため、ロシア産金の輸入禁止措置で合意したと報じた。

 合意により、金の需給が逼迫し同先物取引などが活発化するとの見方から、同社に思惑的な買いが入っている。

★10:32  やまみ-大幅高 テレビ東京系「モーサテ」で同社が紹介
 やまみ<2820.T>が大幅高。27日放送のテレビ東京系「Newsモーニングサテライト/輝く!ニッポンのキラ星」のコーナーにおいて、同社が紹介されたことが材料。

 番組では、圧倒的な生産力でシェア2位のメーカーとして取り上げられた。株価は放送を好感した買いが優勢となり、10時30分時点で東証プライム市場値上がり率トップとなっている。


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