ユーグレナ-反発 脂質を生産する耐酸性の新規藻類の同定・単離に成功
ユーグレナ<2931.T>が反発。同社は27日、理化学研究所、マレーシア工科大学らとの共同研究チームが、マレーシアの泥炭地で採取した微細藻類の中から、脂質を生産する耐酸性の新規藻類「テトラスティココッカス」の同定・単離に成功したと発表した。
この藻類を酸性条件下で大規模培養することで、不要な藻類株や他の微生物による混入を防ぎ、燃料利用が可能なバイオマスを低コストで生産できる可能性が示唆されたという。今後も、国内外の地域資源である微細藻類を活用し、脂質成分など有用成分の量産化などを軸にした研究を実施していく予定としている。
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