前場コメント No.7 資生堂、ハピネット、ネクストウェア、菱洋エレク、pluszero、メドレックス、アイスタイル、識学

2022/11/24(木) 11:31
★10:37  資生堂-大和が目標株価引き上げ 3Qは想定を大きく上回る利益に
 資生堂<4911.T>が続伸。大和証券では、3Qは想定を大きく上回る利益とコメント。投資判断は「3(中立)」を継続、目標株価は5390円から6060円に引き上げた。

 3Qはポジティブサプライズの決算となったが、好悪の混ざる内容と指摘。セルインの進んでいない中国事業には、やはり注視が必要と考えている。日本の中価格帯市場の回復という説明にはややサプライズもあったが、足元4Q以降の定着を確認したいという。今後、両事業がどの程度回復し、連結業績の水準を引き上げてくれることになるのかが、最大の焦点になるとみている。

★10:44  ハピネット-大幅高 ポケモン新作3日で1000万本突破を材料視か
 ハピネット<7552.T>が大幅高。任天堂<7974.T>が24日、11月18日に世界同時発売したNintendo Switch向けソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」について、世界累計販売本数が、発売後3日間で1000万本(うち国内販売本数405万本)を突破したと発表したことが材料視されているもよう。

 任天堂が発売したゲーム専用機向けソフトのなかでは、発売後3日間のグローバルおよび国内販売本数として過去最高になったという。同社グループはポケモン関連グッズを取り扱っていることもあり、今後の売り上げ増加に期待した買いが集まっているようだ。

★10:54  ネクストウェア-4日続伸 「万引き防止ソリューション」販売開始
 ネクストウェア<4814.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は22日、小売り業・サービス業における万引きによる被害の未然防止・被害の最小限化などの対策を後押しするため、「万引き防止ソリューション」の販売を開始したと発表した。

 AI顔認証を活用し、要注意人物を顔登録しておくことによって、被害の発生前に警戒・監視などの対策が可能となるとしている。

★10:59  菱洋エレクトロ-3日続伸 アンテナ大手のタオグラスと代理店契約締結
 菱洋エレクトロ<8068.T>が3日続伸。同社は24日、世界的なアンテナメーカーであるタオグラス(アイルランド)と代理店契約を締結し、タオグラス製品の販売を開始すると発表した。

 これにより無線装置に必須であるアンテナ製品を拡充し、さらに幅広い提案が可能になった。製品ポートフォリオは5GやLTEからGNSS、Wi-Fi、BT、LPWAまで幅広くサポートしているとした。

★11:06  プラスゼロ-3日ぶり反発 AI技術を活用した求人チェックSaaS「シェパードHR」デモサイト公開開始
 pluszero<5132.T>が3日ぶり反発。同社は24日、求人チェックSaaS「シェパードHR」の一部機能を自由に確認できるデモサイトを公開したと発表した。

 「シェパードHR」は、AIを活用して求人のチェック工程を自動化するSaaS型サービス。同社の持つ自然言語処理技術を用いて開発した独自アリゴリズムにより、多様なテキスト表現に対応する。シェパードHRを活用することで、ヒトの目視によるチェックと比べ、効率化を実現しながらチェックを行うことができるとしている。

★11:11  メドレックス-続伸 「ヨードコート軟膏0.9%」の製造販売承認を譲渡
 メドレックス<4586.T>が続伸。同社は24日8時50分、帝國製薬(香川県東かがわ市)に褥瘡(じょくそう)・皮膚潰瘍治療剤「ヨードコート軟膏0.9%」の製造販売承認を譲渡すると発表した。

 12月以降に権利義務を譲渡し、対価を受領する予定。金額は非開示。「ヨードコート軟膏0.9%」の22.12期の売上高は700万円だった。この件については22.12期の業績予想に織り込み済みとしている。

★11:19  アイスタイル-6日ぶり大幅反発 株主優待制度を一部変更 利用期限延長
 アイスタイル<3660.T>が6日ぶり大幅反発。同社は22日、株主優待制度を一部変更すると発表した。今後は優待の利用期限を従来の毎年6月30日から8月31日までに延長する。2023年6月末の権利分から実施するとしている。

★11:22  識学-4日続落 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターに識学メソッドの有用性調査に関する研究委託
 識学<7049.T>が変わらずを挟んで4日続落。同社は24日11時10分、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターへ識学メソッドの有用性調査に関する研究委託を開始すると発表した。

 同研究を通して、識学導入企業の中で成長を遂げた組織に対して、「「識学」はどのような有用性を発揮したのか」を学術的に解明すること、また、「識学」が急速に拡大するなかで生まれた「トップダウン型の自由がない組織」「心理的安全性が欠けている」などといった、世間での誤った認識が広まっており、識学の正しい認識を得る一助にする方針としている。なお、株価に対する反応は限定的だ。


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