富士フイルムHD-売り気配 新中計を策定 30年度のROE10%以上めざす
富士フイルムホールディングス<4901.T>が売り気配。同社は17日、2030年度を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表した。
収益性と資本効率を重視した経営の推進により、グループの企業価値をさらに高め、世界TOP Tierの事業の集合体としてさまざまなステークホルダーの価値を生み出す会社へ進化することをめざす。
成長領域であるバイオCDMOおよび半導体材料を中心に、2024年度から2026年度までの3年間で総額1.9兆円を投資し、事業成長を加速させるという。
数値目標として、2030年度の売上高は4兆円(2023年度予想は2兆9600億円)、ROEは10%以上(同8.2%)をめざすとしている。
なお、株価は同日発表された、前期連結営業利益の下方修正を嫌気した売りが優勢となっている。
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