三菱商事-3日続伸 デンカとフラーレン事業に関する合弁契約を締結
三菱商事<8058.T>が3日続伸。同社は24日、デンカ<4061.T>と、炭素の先端素材であるフラーレン事業に関する合弁契約を締結したと発表した。
フラーレンは、炭素原子がサッカーボール状の構造を持つ、ナノメートルレベルの分子。優れた電気特性や熱安定性を備え有機溶媒に溶けることから、有機薄膜太陽電池の発電層として活用されており、今後も新たな用途への展開が見込まれているという。
両社は、販売と技術開発の両面でそれぞれの知見や強みを掛け合わせ、フラーレンの普及を推進するとともに、用途市場の立ち上がりによるフラーレン需要増に応えるため、生産増強体制の構築をめざすとしている。
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