第一三共-後場急騰 今期最終益5%減見込む コンセンサス上回る 自社株買いも発表

2024/04/25(木) 13:09
 第一三共<4568.T>が後場急騰。同社は25日13時、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を1900億円(前期比5.3%減)に、年間配当予想を60円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは1860億円。  グローバル主力品であるエンハーツ、リクシアナ、タリージェをはじめとする主力製 品の伸長や、第一三共エスファの株式譲渡に伴う一過性の収益の計上などにより営業増益を見込む。一方、税金費用の増加により最終減益の見通し。  24.3期通期の連結純利益は2007億円(前の期比83.8%増)だった。エンハーツなどの伸長や円安の影響などにより増収となった。ノバルティスからの同社米国子会社プレキシコンに対する米国特許侵害訴訟の和解金を受領したことなども寄与した。  なお、株価は同時に発表した自社株買いも材料視されている。
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