ソシオネクスト-もみ合い 今期営業益24%減見込む 前期は64%増
ソシオネクスト<6526.T>がもみ合い。同社は26日に、25.3期通期の連結営業利益予想は270億円(前期比24.0%減)と発表した。市場コンセンサスは345億円。
24.3期で増加したデータセンター/ネットワーク向けの売り上げが減少するこが響く。想定為替レートは1米ドル130円としている。
24.3期通期の連結営業利益は355億円(前の期比63.6%増)だった。
設計開発に要する費用を段階的に受領するNRE売り上げが、オートモーティブ分野での商談獲得が活況なことから、7ナノメートルより微細な先端テクノロジーに関するNRE売り上げの比率が高まり、前の期比7.9%増の376億0900万円となった。また、量産段階で受領する製品売上が、オートモーティブ向け7ナノメートル製品の量産が開始されるなど、2019年以降に獲得した注力分野の商談が量産フェーズに移行したことにより増加したことも寄与した。
減益見通しではあるものの、想定為替レートは1米ドル130円となっており、会社計画は保守的との見方もあり、株価は売りが先行したものの、切り返す動きとなっている。
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