九電工-急落 今期経常益2%増見込む 中計目標下回る
九電工<1959.T>が急落。同社は26日、25.3期通期の連結経常利益予想を430億円(前期比1.5%増)に、年間配当予想を130円(前期は120円)にすると発表した。
許認可などの取得遅延に伴う大型風力発電プロジェクトの先送り、宇久島太陽光工事の本格着工の順延や、人件費をはじめとした想定以上のコスト上昇を受け、中期経営計画最終年度の利益目標を下回る見通し。
24.3期通期の連結経常利益は424億円(前の期比19.5%増)だった。過去最大の仕掛工事量と堅調な受注実績を背景に売上高が増加した。この結果、増益となった。期末配当については、従来予想の55円に対し65円(23.3期末は60円)に決定した。
なお、今期の見通しが中計目標を下回ることから、株価は売りが優勢となっている。
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