前場コメント No.8 銚子丸、ispace、三菱重、青山商、ユーラシア、ナルミヤ

2024/05/07(火) 11:33
★10:18  銚子丸-4日ぶり反発 ロイヤルHD、双日らと米国で合弁設立
 銚子丸<3075.T>が4日ぶり反発。同社は7日10時、ロイヤルホールディングス<8179.T>、双日<2768.T>と、米国での共同事業展開に関する合弁事業契約を締結し、現地に合弁会社を設立したと発表した。

 米国における飲食を中心とした関連事業を展開する予定としている。出資比率は同社と双日が33%、ロイヤルHDが34%となっている。

★10:28  ispace-続落 ユネスコの月面ミッションに協力
 ispace<9348.T>が続落。同社は7日、ユネスコの人類の言語と文化遺産を保護するための月面ミッションに協力すると発表した。
 
 ユネスコは、ユネスコ憲章の前文に記される、世界の団結と言語の多様性、文化を保護することの重要性を示す文章が、275の言語に翻訳されて記録されたメモリーディスクを月面に輸送することを考えているという。
 
 同社はこのメモリーディスクを、2024年冬に民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2で打ち上げを予定している月着陸船「RESILIENCE」に搭載、月面へ輸送することで、ユネスコの月面ミッションへ協力するとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:34  三菱重工業-続伸 豪新型艦、政府が共同開発を検討=読売
 三菱重工業<7011.T>が続伸。7日付の読売新聞朝刊は、オーストラリア政府が計画する新型艦艇の共同開発について、日本政府が参画に手を挙げる方向で調整に入ったと報じた。

 記事によれば、共同開発相手に選ばれた場合、海上自衛隊の最新鋭の護衛艦を改造して輸出することを想定しているようだ。参画は他国との競争となる見通しで、受注に成功すれば国内の防衛産業発展にも大きく貢献するという。すでに海自護衛艦を製造する同社などと非公式の協議を始めており、豪政府の対応を踏まえて検討作業を本格化させる方針としている。

★10:42  青山商事-もみ合い 4月度の既存店売上高4%減
 青山商事<8219.T>がもみ合い。同社は7日、4月度のビジネスウェア事業における既存店売上高は速報値で前年同月比3.6%減だったと発表した。全店は同4.3%減となった。

★10:52  ユーラシア旅行社-急騰 上期最終損益を上方修正 コスト転嫁など寄与
 ユーラシア旅行社<9376.T>が急騰。同社は2日、24.9期上期(1-9月)の連結純損益予想を従来の400万円の黒字から1000万円の黒字(前年同期は9500万円の赤字)に上方修正すると発表した。

 円安の影響から訪日外国人が順調に回復しているものの、出国日本人数は緩やかな回復となっていることから営業収益は計画を下回る見通し。一方、価格面ではコスト転嫁が計画的に達成されており、経費抑制の効果もあったことから最終損益は計画を上回る見込み。通期の損益予想は据え置いた。

★10:59  ナルミヤ-続伸 4月度の既存店売上高5%増 全店は9%増
 ナルミヤ・インターナショナル<9275.T>が続伸。同社は2日、4月度の既存店売上高は前年同月比5.3%増だったと発表した。全店は同9.0%増となった。

 同月は、春らしい気候が続き、実需品が好調に推移したとしている。


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