前場コメント No.5 トランザクション、西菱電機、アークス、ザッパラス、日本触媒など

2015/04/23(木) 11:30
★9:19  トランザクション-TIWが「1」継続 2Qは駆け込み反動と円安に伸び悩むも計画達成へ
 トランザクション<7818.T>が買い先行も伸び悩む展開。投資情報会社のTIWでは、2Qは前年の駆け込み反動と円安に伸び悩むが、会社計画は達成すると予想。投資評価「1(Buy)」を継続した。2Q累計決算は円安の影響などから伸び悩むが、会社計画は達成する見込み。現状のターゲット株価は、理論株価相当(Fモデル)の1250円。
 会社は下期に向けて、新製品の開発強化、フルカラーアイテムの拡充、ペットビジネスの拡大、ギフト市場の開拓などに注力する。レーティング「1」を維持する理由として、(1)2月のカタログ改定により価格転嫁完了、(2)販管費の計画がやや固めであること、(3)新規取扱開始のMOLESKINEは早期寄与が期待できることなどを挙げた。

★9:21  西菱電機-買い気配 カーナビとIP無線機能を一体化したサービスを開始
 西菱電機<4341.T>が買い気配。同社は4月22日の大引け後に、ソフトバンクモバイル(東京都港区)と連携し、業界で初めてカーナビゲーションとIP無線機能の一体化を図った車載端末によるIP無線サービスを開始すると発表した。
 クラリオン製の業務車両向け車載端末SOLID AD-1シリーズ「UA-1137A」に、USBスティック型データ通信端末とPTT(プッシュ・トゥー・トーク)マイクを接続することで利用できる。ソフトバンクのプラチナバンドを含むSoftBank 3Gのサービスエリア内ならどこでも通信・音声通話(単方向)が可能。

★9:22  アークス-大和が目標株価引き上げ 業績は減速したが15年度から回復を予想
 アークス<9948.T>が小幅反発。大和証券では、業績は減速したが15年度から回復を予想。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2500円→2800円と引き上げた。
 14年度は5.4%営業減益となり、既存店売上高の苦戦などが響いた格好。大和利益予想を小幅減額も、当期利益は16年度に大幅増を見込むとした。当面は既存店売上高、ジョイスの動向に注目したいとコメント。

★9:24  ザッパラス-小幅反発 スマホ向けチャット占い「Chapli」をリリース
 ザッパラス<3770.T>が小幅反発。同社は4月22日の大引け後に、占いに興味がありながらもプロの占いを体験したことがない20代~30代の女性に向けたスマホアプリ、チャット占い「Chapli」をリリースしたと発表した。
 占い初心者を強く意識して制作したチャット占いアプリ。「文章の体裁を気にせず自由な会話を楽しむ」というチャットの特性をいかし、1回10分という時間固定制の鑑定システムを採用。価格は1回1080円(初回は完全無料)。文字数や送信数を気にすることなく悩み相談ができるとし、自由に会話のキャッチボールをしながら占いを楽しめるとした。

★9:25 日触媒 -4日ぶり反落 今期経常益7%増観測も市場予想届かず 過去2番目に大きい利益水準に
 日本触媒<4114.T>が4日ぶり反落。23日付「日経新聞」では、同社の2016年3月期の連結経常利益は前期推定比7%増の320億円前後となる見通しだと報じた。紙おむつ材料の高吸水性樹脂(SAP)などの販売数量が東南アジアを中心に増加。姫路製造所(兵庫県姫路市)の爆発事故直前の12年3月期(331億円)に次いで、過去2番目に大きい利益水準となるとされる。ただし、市場予想(344億円)には届かず、売りが優勢の展開。

★9:27  新日鉄住金ソリューションズ-反発 15年度は期初計画から上振れを期待 「中立」継続
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、一般的には親会社を含めて製造業依存度が高い点が注目されることは多いが、昨今インターネット関連会社向けのビジネスの拡大が続いていると指摘。投資判断「中立」を継続、目標株価を3450円→4050円と引き上げた。
 14年度通期の営業利益は163億円(前年比31%増、同39億円増)を予想。会社公表計画152億円を上回ったと想定。15年度期初計画は例年通り、控えめな数字目標(微増収微増益の計画)となる公算が大きいとした。


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